因島商工会議所 : 所報INNOSHIMA : 2017年6月号

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所報INNOSHIMA 2017.6月号

平成29年6月

会議所の動き

第19回海上自衛艦来因歓迎会

 4月18日(火)、18時30分より芸予文化情報センターにおいて、第19回海上自衛艦来因歓迎会が因島商工会議所、(一社)因島観光協会、因島旅館組合、因島料飲組合、土生町商店街連合会の共催で開催されました。ジャパンマリンユナイテッド(株)因島工場に検査・修理のため入港している補給艦とわだ、訓練支援艇てんりゅう、掃海艇なおしま、掃海艇みやじまから艦艇長を始めとして41名の自衛官が出席され、地元企業・団体等から74名が参加し歓迎をしました。

 最初に、主催者代表の村上祐司会頭の挨拶と地元代表の橘忠和因島総合支所長の歓迎メッセージで、日ごろの活動や地元ボランティア活動へのお礼と感謝の言葉を送られました。
 続いて、各艦艇とボランティア活動について紹介が行われ、その後、とわだの林泰弘艦長が自衛官を代表しお礼の言葉を述べられました。
 乾杯の前に地元バンドの「ロマどりんwith T」のミニライブが演奏され、歓談中にとわだのミニライブ、てんりゅうの宴舞が披露されるなど、和やかな雰囲気の中、交流が行われました。

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因島アメニティ公園まつり

 因島アメニティ公園まつり実行委員会主催による2017年のまつりが、5月3・4日の両日に開催されました。このまつりは、因島アメニティ公園・しまなみビーチの魅力を広く観光PRするとともに、地元特産品等の販売促進を図る事を目的として行われています。
 当日は村上水軍陣太鼓をはじめ、魚のつかみ取り、青空市、小早体験、わた菓子づくり体験、はっさくんのキーホルダーづくり体験、フリースケート体験、クッブ体験、ジャンボロケット体験会を行うなど多彩な内容で行われ、会場は子どもたちの明るい歓声に包まれました。例年好評の魚のつかみ取りは、2日間で延べ750人の子供が体験しました。

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第1回日本遺産 村上海賊 因島村上氏城跡巡り 開催

 5月20日(土)、13時20分より『みかんの花と村上海賊』と題し、島内にある村上海賊の城跡を巡るウォーキングを開催しました。今回は第1回目として因島商工会議所を出発し、長崎城跡、荒神山城跡、小丸城跡、百梵城跡、稲井家五輪塔を回るコースで35名が参加しました。引き続き、全24箇所ある城跡を巡るためのウォーキングを継続的に開催する予定となっています。

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第24期第4回常議員会にて事業報告・決算を承認

 5月30日(火)、15時から第24期第4回常議員会を開催しました。出席者は22名で、第1号議案「平成28年度因島商工会議所事業報告及び収支決算承認について」、第2号議案「平成28年度因島中小企業相談所収支決算承認について」、第3号議案「平成28年度その他特別会計収支決算承認について」ということで、各会計決算の説明が行われました。その後、兼田監事より監査報告をいただき、異議なく承認されました。
 第1号議案~第3号議案につきましては、常議員会で承認された内容を持って6月16日開催の議員総会に上程され、議案審議が行われます。

第24期1号議員補欠選挙結果について

 5月19日、1号議員1名の欠員に伴い補欠選挙が行なわれ、日立造船健康保険組合因島総合病院の事務部長、岡野芳和氏が選任されました。

当所会頭の村上祐司氏が旭日小綬章を受章

 この度、当所会頭の村上祐司氏(因の島ガス株式会社 代表取締役社長)が、長年にわたり地域活性化および中小企業支援に貢献した功労により、平成29年春の叙勲にて「旭日小綬章」を受章されました。
 「旭日小綬章」は、国や公共に対して功労ある人、とりわけ顕著な功績のある人に贈られる勲章です。村上会頭は、長年にわたる地域産業の振興発展と社会の福祉増進など、幅広い範囲にわたって貢献したことが受章に繋がりました。
主要経歴:因の島ガス株式会社 代表取締役社長、因島商工会議所会頭、(一社)因島観光協会会長、社会福祉法人若葉理事長、社会福祉法人あおかげ理事長。
1.商工会議所を強化することで地元経済の発展、中小企業情報化推進、地域活性化、中心市街地活性化に取り組んできた。
2.地元観光事業発展に寄与
3.都市ガス事業の基盤整備と天然ガス化事業
4.医療福祉事業の推進
5.因島水軍まつりへの貢献

インフォメーション

より良い景観づくりのために尾道市まちづくり推進課からのお知らせです

●屋外広告物(看板)を出すときは許可申請が必要です

 尾道市では、平成19年4月から尾道市屋外広告物条例を施行し、屋外広告物を出そうとする場合は、事前に市長に許可申請が必要です。詳しくはお問い合わせください。
■区域
○市全域が対象です。
○屋外広告物の表示又は設置を禁止する地域・場所があります。
■概要
○広告物を表示又は設置しようとするときは、事前に許可申請(又は届出)が必要です。
○許可の期間は1年以内です。期間満了後、引き続き表示しようとするときは、あらためて許可を受ける必要があります。
○表示又は設置できる高さや面積に制限があります。
○形状、面積、色彩、意匠その他表示の方法が良好な景観の形成又は風致の維持を著しく害するおそれのある広告物を表示し、又は設置することはできません。

●建物等の建築や外観(屋根・外壁等)を改修する場合には景観の届出等が必要です

 尾道市では、平成22年4月から市全域を景観計画区域とし、尾道市景観計画及び尾道市景観条例によって、一定規模を超える建築行為等(建物等の新築や増改築、外観の変更等)をしようとする場合は、事前に市長に届出(景観地区においては認定申請)が必要です。詳しくは、お問い合わせください。
■区域
○市全域が景観計画区域です。
○「尾道・向島地区」及び「瀬戸田地区」(いずれも全域ではなく一部の区域)を重点地区としています。
○重点地区のうち「尾道・向島地区」は都市計画で「景観地区」に定めています。
■概要
○建築行為等をしようとする場合には、事前に届出(景観地区においては認定申請)が必要です。(届出と認定申請で対象となる規模は異なります。)
○建物等の形態意匠(外観(屋根・外壁等)の形状や色彩等)の基準や景観地区においては高さ制限があります。
○ブロック塀や金属製フェンスの設置についても、形状や色彩等の基準があります。

お問合せ

尾道市都市部まちづくり推進課 TEL0848-38-9223

会員インタビュー65

地域と共に60年

イワキテック㈱ 代表取締役社長
山本 一郎 氏

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仕事内容について教えてください

 国内造船業の船体ブロックにて要求される殆どの仕様と重量・サイズに対応でき得る大型設備を有していることと、またハッチカバーをはじめとする舶用装置類やドックゲート・橋梁・桟橋などの各種鋼構造物は計画設計の段階から請負製作を頂いており、それらの製造実績を積み重ねながら技術を培ってきました。特にコンテナ船向けのポンツーン型ハッチカバーは生産量・質ともに日本一との評価を頂いております。生産拠点はしまなみ海道沿いの岩城島(上島町)と因島・向島に主力工場を持ち、三工場がそれぞれの特性を活かしながら連携することで生産性を高めています。設計から製造全般・納入後の保証・サービスまでの一貫生産体制を構築する一方で、設計のみ・切断のみ・製作のみなどお客様のニーズによる製造工程をお手伝いさせて貰っています。要は鋼材加工に関してならば何でもござれの精神です。お陰様を持ちまして、昨年で創業60周年を迎えることができました。

このお仕事で心掛けていることは?

 創業60年をひとつの節目に、本年は「踏みだそう 新たな一歩」をモットーとして掲げ、お客様の多様化するニーズに対応していくとともに、事業環境の変化に適応していくことに邁進しています。若手や中堅従業員のプロジェクトチームに命題を出させた上で、ルールと予算を意識させながらも自由な発想で取り組んで貰っています。彼ら世代が活躍する場をどんどん提供して行きたいし、悩み考える事で更なる成長を期待していること、失敗を咎めるのではなく挑戦することが賛美される職場風土にしたいと思います。
 また、好不況の波はありますが、一時的な利益増よりも雇用継続への投資へより比重を移し、会社が長期に亘り存続し得る道を従業員に標したいと思っています。会社が存続していくためには、お客様を始め取引先様や従業員・その家族・そして地域社会から必要とされ続けることが条件であると思っています。当社に勤務していること、当社と取引をしていることを皆さんが誇りに思える会社を目指しています。

ご自身について教えて下さい

 生まれも育ちも岩城島です。高校は今治、大学は東京、卒業後は神戸の造船所に勤務し、そこで一生を尽くすのも良いかと考えていた時期もあります。神戸では初めて担当責任となった新造船の竣工日に阪神大震災が発生し、語り尽くせない経験を致しました。平成11年4月に帰郷し、当社因島工場に勤務、生産管理や経営企画の業務を経て、平成20年8月の40歳の時に当社の代表取締役に就任しました。代表を拝命してから9年を迎えますが、やっとこれまでを振り返りこれからを考えられる精神的ゆとりが持てるようになったと思います。

因島について…

 地域の活性化や発展には人が集まり生活できる環境であること、即ち雇用の確保と安定が必要であると思っています。因島はそれが成し得る地域です。また、車社会前提ではありますが、満員や渋滞のない通勤の快適さ、新尾道駅や広島空港など都市部へアクセスする際には完備された道路インフラによる利便性には目を見張ります。更に、しまなみ海道や渡船など、我々は普段当たり前と思っている風景は素晴らしい資源であることを改めて認識し、自慢し、PRしてゆきたいと思います。

今後の抱負は?

 当社の中期ビジョンとして「地域と共生し、地域の活性化に貢献する100年企業を目指す」と謳っています。労働集約産業でかつ地場産業であるがゆえ、従業員一人ひとりが会社の財産であり原動力であります。今後はより安全で清潔で快適な職場作りに注力し、造船や鋼材加工業のイメージを改善して行きたいと思います。今年度から当社ホームページは顧客だけではなくリクルートを意識した上でリニューアルしました。本年10月に開催予定の第2回因島造船鉄工祭に向けての準備も始まり、製造業のPRと因島の発展に貢献できれば幸甚です。

会員の動き

ご入会ありがとうございました。

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因島データ情報

■因島金融データ

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■雇用状況

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■因島 人口・世帯数

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