因島商工会議所 : 会員紹介 : 海田珠算教室2

　三庄町で教室を開いて３８年目になる海田珠算教室が、３月に尾道商工会議所で開催された「第３５回尾道地区珠算競技大会」に参加しました。尾道市と合併してからの第２５回から参加しているので、今年で１１年目の参加になります。午前と午後の2部制となっており、約１３０名が参加しています。現在通っている２５名の生徒の内２０名が参加し、８割の生徒が入賞しトロフィーや賞状を手にしました。中でも中学生の部では2年連続で優勝カップを勝ち取ることができました。中学卒業と同時に長年通った教室を去る生徒もおり、この優勝カップは大変感慨深いものになりました。長い子は小学校入学前から約１０年通っており、1級合格者の特待生として段位認定試験にも挑戦し、他の生徒のお手本にもなってくれました。
　この大会では、尾道の地域の特色にちなんだ「古寺めぐり」という競技があります。５人１組でのチーム戦で、６個の寺の名前が書かれたそれぞれ違う問題を主将が5人に配り、答えの合計が正解したら次の問題をもらって最後の問題を１番早く正解したチームが勝つというタイムレースです。1枚でも答えが違えば合わないので、チームで力を合わせないといけません。過去問で練習を重ねて本番に臨みます。小学校３、４年生の部では、今年は５点の差で優勝をのがしたので、来年に向けてがんばりたいと思います。

　全国珠算教育連盟と日本珠算連盟が主体となって行なっているそろばんボランティアに日珠連因島支部の先生と参加し、因島地域の小学校にそろばんの授業をボランティアでしています。小学3年生を対象に3～4時間程度の授業を行い、そろばんの楽しさを子供たちに教えています。その授業を受けて、そろばんを習いたいと言ってくれる生徒もいるので、今後も続けていきたいと思います。