因島商工会議所 : 因島業界動向(平成28年4月~6月)

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因島業界動向(平成28年4月~6月)

1.【トピックス】

◆因島商工会議所関連◆

「村上海賊」が日本遺産に認定

 尾道市と今治市で共同申請していた「“日本最大の海賊”の本拠地:芸予諸島-よみがえる村上海賊“Murakami KAIZOKU”の記憶-」が日本遺産に認定されました。芸予諸島を中心に活躍した村上海賊の歴史遺産群のストーリーが日本遺産に認定され、昨年度の「尾道水道が紡いだ中世からの箱庭的都市」に続き、全国で唯一の2年連続の認定になりました。
~ストーリーの概要です。~
「戦国時代、宣教師ルイス・フロイスをして“日本最大の海賊”と言わしめた「村上海賊」“Murakami KAIZOKU”。理不尽に船を襲い、金品を略奪する「海賊」(パイレーツ)とは対照的に、村上海賊は掟に従って航海の安全を保障し、瀬戸内海の交易・流通の秩序を支える海上活動を生業とした。その本拠地「芸(げい)予(よ)諸島(しょとう)」には、活動拠点として築いた「海(うみ)城(じろ)」群など、海賊たちの記憶が色濃く残っている。尾道(おのみち)・今治(いまばり)をつなぐ芸予諸島をゆけば、急流が渦巻くこの地の利を活かし、中世の瀬戸内海航路を支配した村上海賊の生きた姿を現代において体感できる。

村上吉充画像.jpg( 村上吉充画像 )

新入社員研修開催

 4月4日、当所主催の新入社員研修をポートピアはぶで開催しました。入社して間もないこの4月という大切な時期に最小限の時間で企業人として必要な基礎知識・ビジネスマナー等を体得していただく研修で、講師には海外アウトソーシング事業のコンサルティング、現地生産管理、経営指導などで活躍中の株式会社 賢嶺 代表取締役 山岡哲也 氏をお招きし、8事業所の新入社員65名が受講されました。
テーマには、会社を知る・自己表現力を磨く・人間関係・自己啓発・指示と報告・仕事の進め方・職場のエチケットマナー・社会人とは・社会人の基礎知識・組織人のマナー・仕事のポイント・仕事を好きになるには・自分への約束などを中心に研修を行いました。企業は人なりと言われますので、この時期の人材開発は重要な経営戦略の一つであり、有意義な研修となりました。

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因島技術センターで初任者研修

 4月6日、因島技術センターにおいて初任者研修が開校され入校式には10社、新人・中途採用者56人が出席しました。この研修は座学講義や実技実習を通じて、研修修了後には現場で即戦力として活躍できるように育成するため、期間中には現場で必要な各種資格取得を目指しました。6月30日には修了式が行われ、無事に閉校しました。

自衛艦来因歓迎会開催

 4月18日、18時30分からポートピアはぶにおいて第18回海上自衛艦
来因歓迎会が開催されました。ボランティア活動や地元商店での消費等に貢献する自衛官を歓迎する目的で、今年は輸送艦「くにさき」をはじめ3隻が点検・修繕にJMU㈱因島工場に入っており、230名が滞在中で、歓迎会では各艦を代表した38名を、地元から出席した58名が歓迎しました。地元の特産品である八朔をはじめとした柑橘が記念品として贈呈され、終始和やかな雰囲気で懇談が行われました。

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因島アメニティ公園まつり開催

 尾道市因島大浜町のしまなみビーチ周辺で5月3日、4日に因島アメニティ公園まつり(実行委主催)が開催され、家族連れなど2万3千人で賑わいました。今回初登場したフリーラインスケートに注目が集まり、Team零の岡野貴文代表(主催者)は、子供たちに滑ることができるよう指導をしました。両足を別々に動かせる自由度の高さと手軽な携帯性で人気上昇中です。しまなみビーチでは魚のつかみ捕り、青空市や村上水軍の伝令船「小早」の体験乗船、因島村上水軍陣太鼓、陶芸絵付け体験、今回、初登場のクッブ体験、綿菓子つくり体験など会場狭しとばかり様々な行事で賑わっていました。会場内の特設コースでは、因島青年会議所主催のランニングバイク選手権が開催され、ペダルがなく足で蹴って動かす専用の自転車に、ヘルメットを被った3~6歳の幼児が乗り、速さを競っていました。

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日本遺産「村上海賊」認定記念研修会を開催

 6月3日(金)、17時30分よりホテルいんのしまにおいて、日本遺産「村上海賊」認定記念研修会を開催しました。これは4月25日に能島、来島、因島の村上三家が日本遺産に認定されたことから、日本遺産と村上海賊(水軍)について理解を深め地域振興に最大限活用するために、(仮称)村上海賊因島推進協議会が主催となり実施しました。尾道市、今治市、上島町の行政・団体を来賓としてお招きしたほか、地元からは各地の区長会や文化財協会など合わせて105名が参加しました。最初に村上祐司会長から開会の挨拶を行い、その後、研修会として尾道市文化振興課主任で学芸員の西井亨氏を講師としてお迎えして、認定された場所や資料等についてお話をいただきました。その後、平谷尾道市長、管良二今治市長の祝辞を頂き、意見交換と交流を図るため懇親会が行われました。

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因島水軍まつり開幕

 6月26日尾道市因島大浜町のしまなみビーチ周辺で因島水軍まつり島まつりを開催、各町より武者姿の城主、姫らが入陣し、大浜斎島神社宮司により先人感謝祭が行われました。因島アメニティ公園ではランニングバイク大会が同時開催され、2歳から6歳までの子供たちが競いました。大阪、滋賀、山口、広島、新居浜、倉敷、岡山、三原、福山、府中など各地から約200人の参加がありました。

内海造船関連

進水式・完工

~進水式・完工~
 内海造船瀬戸田工場では4月28日に建造中の乾貨物船「マウントパーク」が完工しました。全長183
メートル、幅30.6メートル、深さ14.5メートル、航海速力14ノットです。
 5月20日には、旅客船兼自動車航送船「ななうら丸」が進水しました。本船の航路はJR宮島口桟橋~宮島フェリーターミナルです。

 内海造船因島工場で建造中の自動車運搬船「オライオン ハイウェイ」が3月31日に完工しました。全長199.9メートル、幅37.5メートル、深さ38.23メートル、総トン数7万7,000トン、航海速力約20ノット、船籍はパナマです。
5月20日に建造中の貨物船「冨王丸」(1万1,430トン)が進水しました。
5月30日に乾貨物船「ベルゲ ハンッラサン」が5月30日に完工しました。全長183メートル、幅30.6メートル、深さ14.5メートル、総トン数2万3,749トン、航海速力約14.1ノット、船籍はパナマです。

2.【総括的概況】

 因島地域の景況は前回3月調査から16ポイント下降し、依然、景況は足踏み状況で、どの業種でも人手不足であるとの回答が多かった。業種別では、製造業で24ポイント下降し、特に造船業界は前回3月調査から下降に転じ、新規受注も0件で先行きは低調と思われる。非製造業は原油価格の下落の影響も見られず以前、低調であるがサービス業だけは、村上海賊の認定もあり上昇傾向にある。今回は42件から回答があり、回答の構成は製造業が40.5%、建設業が11.9%、卸売業が16.7%、小売業が7.1%、サービス業が23.8%であった。

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今期のアンケート調査

1、人手不足の対応としてのアンケート結果   回答件数 23件
※人材不足の声が多い中、2割は「対策できない」と回答していて厳しい状況である。

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2、熊本地震の影響についてのアンケート  回答件数 23件
※熊本地震から約3ヶ月が経過し、因島地区への経営の影響を質問した結果は下記のとおり。

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調査におけるモニターの分類
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3.【業界別の動向】

※DI値傾向は、前年同月に比べて、
強気傾向・・・  ○    ほぼ横ばい・・・ ▲     弱気傾向・・・ ×  を表す。

〔因島地域全体DI〕

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〔製造業〕

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 1.製造業-船舶造修

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(コメント)
今期の新規受注はゼロで、引き合いは出るものの船価が低く契約締結にいたらない。また、円高に振れたことで経営計画の見直しを余儀なくされ新規受注も難しくなった。修繕事業においても今期は増加する要素もなく横ばい状態で、景況面では当分下降していくことになる見通し。

 2.製造業-機械金属

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 3.製造業-食品・その他

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〔非製造業〕

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 1.非製造業-建設業

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(コメント)
受注の減少が続いていて厳しい状況である。金融市場の不安定な推移による設備投資延期の動きもあり景況は下降している。(建設業)

 2.非製造業-卸売業

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 3.非製造業-小売業

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(コメント)
前年同月と比べて横ばいである。因島モールができて数年経過し、来店者数は安定してきているためと思われる。今回調査の6月期は多雨で客足が鈍ったことと、果実の仕入れ価格が高騰していること、人材不足となっていることなど課題はあったが景況感への影響は弱いと感じている。 移動販売は好調で6月からは西浦、小田浦地区でも営業を始め、好評を得ている。(生協)

 4.非製造業-サービス業

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(コメント)
島内人口の減少に歯止めが掛かっておらず、供給戸数も減少している。景況については、前回3月調査期と前年同月と比べても大きな変化はなく、円高や天候についての影響もなかったため横ばいである。ガス小売自由化の制度が確定すれば影響も出てくると見ている。(因の島ガス㈱)

前年比では対して変化はないと思う。高齢者の補助金制度も3年目を向かえて段々と浸透しており、高齢者のタクシー利用が増加している。また、原油価格の下落で前年より大きくコストも下がり好調ではあるものの、運転手の人員不足で対応に苦慮している面もある。夜の利用については少なくなっており、造船業界の景況に大きく左右される。(タクシー業)

前年同月と比べて、宿泊、宴会は特に変化なく横ばいである。熊本地震や5月の連休の観光需要はほとんど影響なく、人材については欠員の補充ができないことで課題となっている。来因され宿泊するお客はほとんどが造船関連でドックに入る船が増加しないと景況感の上昇は難しい。(ホテル業)

4.【在因島金融機関取扱い(残高)状況】

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5.【企業倒産状況】(負債総額1,000万円以上)

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6.【月間有効求人数・月間求職者数・求人倍率】

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7.【経営改善資金推薦状況】

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8.【因島商工会議所会員数】

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9.【Eメールサービス・ホームページリンク】

◆「因島商工会議所Eメールサービス」   現在111件配信。

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