因島商工会議所 : 因島業界動向(令和元年7月~9月)

logo.png

111

0845-22-2211

HOME > 経営支援 > 調査情報 > 因島業界動向(令和元年7月~9月)

因島業界動向(令和元年7月~9月)

1.【トピックス】

◆因島商工会議所関連◆

◆宮島さん協賛「いんのしま水軍花火大会」開催

 7月20日に因島の夏の風物詩である宮島さん協賛「いんのしま水軍花火大会2019」が開催されました。土生・生名水道に設置された船台から約2500発の花火と願い玉花火が打ち上げられました。夏の夜空を彩る花火大会は多くの感動を与え、観客も賑い事故もなく成功に終わりました。

◆「新入社員激励会」開催

 8月6日に入社後3ヶ月を経過し、職場への定着が期待できる新入社員を激励するために「新入社員激励会」を開催しました。本会は、今後長く地元企業での就労を促進する目的を持って実施しており、尾道公共職業安定所高杉所長、尾道市因島総合支所吉村支所長の祝辞の後、『すぐできる“可愛がられる職業人”になるコツ~心配も不安もゼロに~』のテーマでほめるマネジメントで組織風土を活性化する風土刷新コンサルタント一般社団法人日本ほめる達人協会特別認定講師 長谷川孝幸先生の講演会を実施しました。受講者は6事業所から41名の参加がありました。
 長谷川先生のプロフィールは大学ご卒業後、大手消費財メーカー・市場調査機関勤務を経て、1999年より社員研修・公務員研修講師として活動されています。これまで述べ50,000名以上を直接指導され、『すぐわかる』『よくわかる』『必ず役に立つ』セミナーが大変定評で高いリピート率を誇っています。著書に『仕事で損をしない人になるための48の行動改善』、『ミスなく仕事が10倍速くなる 5分間逆算仕事術』などあります。

◆「第49回因島商工会議所珠算競技大会」開催

 8月7日に49回目となる当所主催の珠算競技大会が開催されました。競技は、1部(小学2年生以下の部)6名、2部(小学3年生の部)7名、3部(小学4年生の部)9名、4部(小学5年生の部)10名、5部(小学6年生の部)5名、6部(中学生の部)11名 合計48名の参加者で、かけ算、わり算、みとり暗算、みとり算の4種目で行われました。

syuzan01.jpg
syuzan02.jpg

◆企業合同求人説明会

 8月20日に県立びんご運動公園健康スポーツセンターメインアリーナにおいて、尾道地域企業合同求人説明会が開催され、参加企業108社でブースを構え、56名の求職者の参加がありました。
参加した求職者で4社以上のブース訪問で説明を受けた方には500円のクオカードを進呈する取り組みを実施しました。

◆いんのしま水軍まつり開幕

 8月24日・25日に3部構成の2019因島水軍まつりが開催されました。6月30日に「島まつり」に始まり、3日間合わせて6万2千人の人出となりました。
しまなみビーチでの火まつりの跳楽舞はねくらべには9チームが出場し、チームの中にはポルノグラフィティ20周年を記念して全国から28人のファンも参加しました。

shima.jpg
hi.jpg

 因島水軍まつり「海まつり」では、伝統の小早レースに過去最多となる60チームが参加しました。一般の部の優勝は「U-18(アンダー18)」で平均年齢23歳のチームでした。

kohaya01.jpg
kohaya02.jpg

◆「地元市議会議員との懇談会」開催

 9月30に因島地区の市議会議員7名と当所三役及び常任委員会委員長の5名で懇談を行いました。最初に市議議員から行政における因島についての取り組みや状況について議会報告を交えて説明いただき、続いて当所からの意見・要望の提案を行いました。意見交換を行った後、因島の未来について懇親会を交え懇談しました。

2.【因島経済動向調査(DI方式)報告】

(調査の概要)
1、調査方法 FAX送信によるアンケート調査(景気観測調査の回答使用)
2、調査内容 ①景況のほか、生産額・売上額など6項目について、平成29年6月の状 
          況と前 年同月調査との比較
         ②同一項目における平成29年7月~9月の先行き見通し
3、調査時期 6月初旬~下旬
4、調査対象 55社(製造業:17社 非製造業:38社)
5、回収状況 回答 39社(製造業:16社 非製造業:23社)
  回答率 70.9%

DI:各調査項目についての判断の状況を示す。ゼロを基準に、プラスの値は景気の上向き傾向(「良い」)をあらわす回答割合が多いことを示し、マイナスの値は景気の下向き傾向(「悪い」)をあらわす回答割合が多いことを示す。

DI=(増加・好転など「良い」の回答割合)―(減少・悪化など「悪い」の回答割合)

※注 原材料・商品仕入価格:DI=(下降)-(上昇)
       製品・商品在庫:DI=(不足)-(過剰)
       従業員:DI=(不足)-(過剰)


~因島景況の総括 令和元年9月期~

 全業種DI(良い-悪い)は、▲17(前回6月調査▲8、H30.9月調査▲17)で前回調査から比較すると9
ポイント下降した。
 製造業では、船舶造修▲20(前回6月調査0)で新造・修繕船とも前期からは横ばいで、この先も変化は見られないと思われるが貿易摩擦での荷役の鈍化で不透明感は増している。機械金属0(前回6月調査20)で、製造業DIは▲6(前回6月調査0、H30.9月調査0)で6ポイント下降した。
 非製造業では、建設業0(前回6月調査▲20)、卸売業0(前回6月調査▲20)、小売業▲33(前回6月調査▲33)、運輸・サービス業▲50(前回6月調査0)で、非製造業DIは▲25(前回6月調査▲15、H30.9月調査▲30)で人手不足と悪天候続きの影響で消費税引き上げ前の駆け込み需要の影響はなく、10ポイント下降した。

01.jpg

【令和元年9月期 景況DI】

《上段:当月調査分、中断:前回調査分、下段:H30.9月》

02.jpg

【令和元年10月~12月の先行き見通し 因島景況】

 全業種DI(良い-悪い)は▲14(前回6月調査▲8、H30.9月調査▲3)と前回調査から4ポイント下降した。先行きの不透明感から慎重な見方は根強く、上昇する気配はない。製造業では,船舶造修0(前回6月調査0)で横ばいで推移しており機械金属0(前回6月調査20)で、製造業DIは0(前回6月調査0、H30.9月調査0)で横ばいで推移する見込みである。
 非製造業では、建設業0(前回6月調査▲20)、卸売業0(前回6月調査▲20)、小売業▲33(前回6月調査▲33)、運輸・サービス業▲50(前回6月調査0)で、非製造業DIは▲25(前回6月調査▲15、H30.9月調査▲5)で消費税の引き上げの影響は少し出る見通しで前回調査から10ポイント下降した。

【令和元年10月~12月の先行き見通し 景況DI】

《上段:当月調査分、中断:前回調査分、下段:H30.9月》

03.jpg

~因島生産額・売上の総括 令和元年9月期~

 全業種DI(良い-悪い)は▲34(前回6月調査▲2、H30.9月調査▲20)で32ポイントの大幅な下降となった。
 製造業では船舶造修▲20(前回6月調査0)、機械金属0(前回6月調査20)で、製造業DIは▲33(前回6月調査0、H30.9月調査▲12)で33ポイント下降した。
 非製造業では、建設業▲40(前回6月調査0)、卸売業0(前回6月調査0)、小売業▲33(前回6月調査▲33)、運輸・サービス業▲50(前回6月調査0)で、非製造業DIは▲35(前回6月調査▲5、H30.9月調査▲25)で前月調査から30ポイント下降した。

【令和元年9月期 売上DI】

《上段:当月調査分、中断:前回調査分、下段:H30.9月》

04.jpg

【令和1年7月~9月の先行き見通し】

 全業種DI(良い-悪い)は▲31(前回6月調査▲14、H30.9月調査0)で前回調査から見ると17ポイント下降した。製造業では船舶造修▲20(前回6月調査▲20)、機械金属0(前回6月調査40)で製造業DIは▲33(前回6月調査0、H30.9月調査18)で33ポイントの下降であった。
 非製造業では、建設業▲20(前回6月調査▲60)、卸売業0(前回6月調査▲20)、小売業▲33(前回6月調査▲33)、運輸・サービス業▲50(前回6月調査0)で非製造業DIは▲30(前回6月調査▲25、H30.9月調査▲15)と前回調査からは5ポイント下降した。

05.jpg

3.【在因島金融機関取扱い(残高)状況】

3.jpg

4.【企業倒産状況】(負債総額1,000万円以上)

4.jpg

5.【月間有効求人数・月間求職者数・求人倍率】

5.jpg

6.【経営改善資金推薦状況】

6.jpg

7.【因島商工会議所会員数】

7.jpg

8.【今期のアンケート調査結果】

 ◆大地震や大規模風水害等の緊急時において、事業を継続していくためには、販売先や仕入先、外注先等との取引の維持・早期再開を図ることが重要です。そのため、緊急時の企業存続のための対策などを定めた事業継続計画(BCP)の策定などが求められています。
 この事業継続計画の策定状況について質問した結果は「必要と思うが策定していない」との回答が多かった。
回答件数 17件

8.jpg