因島業界動向(平成27年7月~9月)
1.【トピックス】
◆因島商工会議所関連◆
本因坊秀策囲碁まつり開催
7月11、12日に第67回本因坊秀策囲碁まつりが因島市民会館で開催され、およそ600人が参加しました。プロアマ各6人で争う本因坊秀策杯は蘇耀国(そようこく)九段が優勝し、賞金100万円を獲得しました。
宮島さん協賛「いんのしま水軍花火大会」開催
7月18日に因島の夏の風物詩である宮島さん協賛「いんのしま水軍花火大会2015」が開催されました。
土生・生名水道に設置された船台から連続約3000発の花火が打ち上げられました。
夏の夜空を彩る花火大会は多くの感動を与え、観客も賑い事故もなく成功に終わりました。
「新入社員激励会」開催
7月22日に入社後3ヶ月を経過し、職場への定着が期待できる新入社員を激励するために「新入社員激励会」を開催しました。
本会は、今後長く地元企業での就労を促進する目的を持って実施しており、その内容は因島総合支所長の祝辞と講話を頂き、続いて『仕事の基本は報連相良好なコミュニケーションで良好な人間関係づくり』と題し、公益財団法人産業雇用安定センター 上席コンサルタント 杉江伸一朗(すぎえしんいちろう)先生による講演会を実施しました。一般受講者を含む33名の参加者がありました。
高校生向け就職説明会開催
7月23日に来春卒業を予定する高校生を対象にした事業所説明会が県立びんご運動公園健康スポーツセンターメインアリーナで開催され8校から188人が参加しました。参加企業58社でブースを構え、採用情報・相談コーナーなど4コーナーを設けて実施しました。
おのみちプレミアム付商品券販売実施
8月1、2日に尾道商工会議所、尾道しまなみ商工会、当所とで構成される「おのみちプレミアム付商品券事業推進協議会」は商品券の販売を尾道市内の各地域で実施しました。1セット1万円で購入できる商品券でプレミアム率は20%、1万2千円分の商品券が利用できる。総額9億6千万円の商品券は売切れ次第終了の条件で尾道市内の6箇所で販売、2日目の午前中には売り切れるほどの好評であった。
企業合同求人説明会
8月6日に県立びんご運動公園健康スポーツセンターメインアリーナにおいて、広島県福祉・介護人材確保総合支援協議会主催の「福祉の職場面談会(尾道会場)」と「尾道地域企業合同求人説明会」の同時開催があり、154社が参加しました。会場内に採用情報・相談コーナーなど9コーナーを設け、また就活応援セミナーを実施、参加した求職者は83名でした。
「第45回因島商工会議所珠算競技大会」開催
8月11日に第45回目となる当所主催の珠算競技大会が開催されました。競技は、1部(小学2年生以下の部)6名、2部(小学3年生の部)4名、3部(小学4年生の部)9名、4部(小学5年生の部)10名、5部(小学6年生の部)7名、6部(中学生の部)8名、7部(高校生及び一般の部) 8名、合計52名の参加者で、かけ算、わり算、みとり暗算、みとり算の種目が行われました。
いんのしま水軍まつり開幕
今年で25回目となる水軍まつりは、8月2日の「島まつり」から開幕、8月29日の火まつりは雨中となり、例年にない涼しさのなかで、帰還する水軍を跳楽舞で迎えた。跳楽舞はねくらべには10団体が出場し、花火を約1,300発打ち上げた後、来場者みんなで踊りました。翌日の締めくくりとなる「海まつり」の小早レースには、54チームが出場し熱戦を繰り広げました。一般の部では平均年齢17歳のチームが優勝し、若い力の台頭を感じました。今年の全部の水軍まつりの参加者総数は5万人1千人が参加しました。
尾道市へ要望書提出
9月4日に当所の三役及び6常任委員会(総務、経済、工業、商業、観光運輸、地域開発)において、要望事項を以下6項目に取りまとめ、正副会頭から尾道市長へ直接手渡しました。
1 家老渡バス停~日立造船西門間の道路の離合場所の設置
2 サイクリングロードの整備
3 外国人技能研修 因島技術センターの拡充
4 因島公園への展望台の設置
5 公衆トイレの整備
6 国立研究開発法人 海上技術安全研究所の誘致に向けた取組
はっさくんの活動
「全国仮装大会inおのみち2015」に参加
9月27日に尾道駅周辺で行われた「全国仮装大会inおのみち2015」に参加した。アニメや映画などでおなじみのキャラクターたちが尾道の商店街をパレードし、賑やかなイベントになり、はっさくんの知名度も上がり、多くの方に声をかけていただけるようになり、嬉しく思います。
外浦保育所・町民運動会出場
9月27日に外浦保育所と町民の合同運動会に参加しました。来年3月で外浦保育所は閉所するため、最後の運動会になるということで、たくさんの方が応援に来て盛大な運動会となりました。はっさくんも体操したり競技のお手伝いをさせてもらったりと、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。
内海造船関連
進水式・完工
~進水式~
●7月15日に内海造船因島工場で建造中の乾貨物船「アフリカン グラウス」が進水した。全長183m、幅30.60m、深さ14.50m、総トン数2万3850、載貸重量3万7700トン、乗組員25人、航海速力約14.1ノット、船籍はバハマです。
●8月28日に内海造船瀬戸田工場で建造中のプロダクトタンカー「キラナ サプタ」が進水した。全長160m、幅27.9m、深さ11.20m、総トン数1万3300、載貸重量1万9000トン、乗組員25人、航海速力約13.5ノット、船籍はシンガポールです。
~完工~
●7月10日に内海造船因島工場で乾貨物船「アフリカン ジェイ」が完工した。全長183m、幅30.60m、深さ14.50m、総トン数2万3750、載貸重量3万7705トン、乗組員25人、航海速力14.1ノット、船籍バハマです。
2.【総括的概況】
景況については、前回調査からほぼ変わらない。全国景況DIを見ると、いずれの業界にも「好転」から「不変」への変化があり、景況DIを押し下げる一因となっている。因島地域では、造船業界の景気変動は見られずほぼ横ばい、先行きも横ばい傾向であり、仕入価格の上昇と人手不足で収益を圧迫する状況は変わらない。今期は47件から回答があり、回答の構成は製造業が36.2%、建設業が12.8%、卸売業が14.9%、小売業が10.6%、サービス業が25.5%であった。
※DI:ゼロを基準として、プラスの値は景気の上向き傾向(良い)の回答割合が多いことを示し、マイナスの値は景気の下向き傾向(悪い)の回答割合が多いことを示す。
9.【Eメールサービス・ホームページリンク】
◆「因島商工会議所Eメールサービス」 現在112件配信。
月1回講演会・研修会等の開催情報や国の施策など情報をお伝えする「因島商工会議所Eメールサービス」を行っています。
※ Eメールサービスの配信をご希望の方は当所までご連絡下さい。
◆「因島水軍ふるさと商品券」加盟店舗数 現在106店
当所ホームページ内でもご紹介しております。
※因島商工会議所の会員であり、小売業、飲食業・宿泊業、生活関連において消費者に直接、販売又はサービス、建築(新増築を除くリフォームなど)を行う事業所の方のご応募をお待ちしております。ご希望の方は、当所へご連絡下さい。