因島商工会議所 : 因島業界動向（平成26年7月～9月）

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「新入社員激励会」開催

７月３日に入社後３ヶ月を経過し、職場への定着が期待できる新入社員を激励するために「新入社員激励会」を開催しました。本会は、今後長く地元企業での就労を促進する目的を持って実施しており、その内容は因島総合支所長の祝辞と講話を頂いた後、ＴＳＵＴＡＹＡ事業部マネージャーの黒岩禅先生の講演会を実施しました。一般受講者を含む５４名の参加者は、明日の因島に希望を持てた気がしていました。

宮島さん協賛「いんのしま水軍花火大会」開催

７月１９日に因島の夏の風物詩である宮島さん協賛「いんのしま水軍花火大会２０１４」が開催されました。土生・生名水道に設置されました船台から最大直径２４センチの８号玉を初めとする連続約３０００発の花火が打ち上げられました。夏の夜空を彩る花火大会は多くの感動を与え、観客も賑い事故もなく成功に終わりました。

「地元市議会議員との懇談会」開催

７月２９日に、因島地区の市議会議員７名と当所三役及び常任委員会委員長の１１名で懇談を行いました。最初に市議議員から行政における因島についての取り組みや状況について議会報告を交えて説明いただき、続いて当所からの意見・要望の提案を行いました。意見交換を行った後、因島の未来について懇親会を交え懇談しました。

「第４４回因島商工会議所珠算競技大会」開催

８月８日に第４４回目となる当所主催の珠算競技大会が開催されました。競技は、１部（小学２年生以下の部）６名、２部（小学３年生の部）８名、３部（小学４年生の部）１２名、４部（小学５年生の部）３名、５部（小学６年生の部）７名、６部（中学生の部）７名、７部（高校生の部） ８名、合計５１名の参加者で、かけ算、わり算、みとり暗算、みとり算の種目が行われました。４４回目も無事に実施できました。

企業合同求人説明会

８月１９日に県立びんご運動公園健康スポーツセンターメインアリーナにおいて、尾道地域企業合同求人説明会を開催され、今回は当所もブースを設けてＰＲを行い、メイン会場を盛り上げました。

いんのしま水軍まつり開幕

今年で２４回目となる水軍まつりは、７月２１日の「島まつり」から幕開、「瀬戸内水軍まつりｉｎ尾道～因島水軍スピリッツの承継～」と題目をつけ、「瀬戸内しまのわ２０１４　夏」のイベントと同時開催しました。
８月３０日の火まつりには、「ひまり」のライブと瀬戸内水軍ＰＲステージに続いて、今年の本屋大賞に選ばれた「村上海賊の娘」の著者の和田竜さんが登場し、執筆の動機と苦労を披露して、ともに出席していた因島村上水軍第２３代当主の村上典吏子さんは、小学校の頃のショック話を披露しました。福山市の県立博物館の西村直城主任学芸員が時代背景を語るなど舞台イベントが続いた後の午後４時に航空自衛隊のアクロバットチーム「ブルーインパルス」が上空に現れ、
来場者は大歓声で迎えていました。
６機の編隊は次々とアクロバット飛行を展開、この日
は天候にも恵まれ、福山市、三原市、近隣の島嶼部か
らも鮮明に見ることができたようです。

（会場に現れたブルーインパルス）

チームの帰投後、午後５時から三庄地区で行われています喧嘩神輿を前座で披露のうえ水軍まつりがスタートし、翌日には海まつりが通年通り開催されました。火まつり・海まつりには、和田竜さんも参加され、
火まつりでは、客人武者入陣の場面で鎧姿で海から上陸すると温かい歓声で出迎えられていました。
水軍の戦勝を祝って踊ったとされる「跳楽舞」のコンテストには９団体が出場し、花火を約１，３００発打ち上げた後、跳楽舞を来場者みんなで踊り、翌日の締めくくりとなる「海まつり」の小早レースには、５７チームが出場し熱戦を繰り広げました。今年の全部の水軍まつりの参加者総数は１０万人を超え、事故もなく様々なイベントが盛りだくさんで開催ができました。

（水軍陣太鼓　披露）

（三庄　喧嘩神輿）

はっさくんの主な活動

因島のゆるきゃら「はっさくん」は、５月のアメニティ公園まつりのデビュー以来、毎週忙
しく活動していて、人気とともに知名度も上がってきています。これまでの主な活動状況をまとめました。

除虫菊撮影会

●７月６日　岡山県の岡山国際サーキットに登場し、寺西薬局の「テラニシレーシングチーム」所属の日産フェアレディＺの車体の左右に３０センチ×２０センチのはっさくんステッカーを貼り（写真左下）、チームの戦勝と共に国内有数のレース会場でＰＲしていくことを祈念し、チームとともにポールトゥウインを目指します。

（レーシングカーにはっさくん）

●７月１２日　しまなみビーチの海開きの式典に登場し、子供たちと一緒に夏の始まりを祝いました。

（アメニティ公園にてスイカ割）

●７月１８日　　日テレ系番組「鉄腕ダッシュ」の尾道ロケに出演、アイドルグルーブ「ＴＯＫＩＯ」のメンバーと絡みました。

●７月１９・２０日　　広島と愛媛両県が共催している、瀬戸内しまのわ２０１４のイベントの１つ、みなとオアシスＳｅａ級グルメ全国大会ｉｎ尾道（瀬戸田サンセットビーチ）に登場し、因島水軍まつりをＰＲし、来場者とふれあいました。

●８月３０・３１日　因島水軍まつり　７月２１日の島まつりに続いて、火まつり、海まつりに登場し、来場者にお披露目、華麗な跳楽舞や太鼓の演奏など意外な特技を見せました。

●９月２日　　ゆるきゃらグランプリ２０１４年大会が開始され（１０月２０日まで）、当大会に初エントリーして、上位を目指しました。平谷尾道市長を表敬訪問しこの大会で日本一を目指すことは、知名度を上げることに繋がり、経済活性化に大きく貢献できるのではないかというお話のうえ、尾道市の協力をお願いしたのを始め、当所議員さんの会社等を表敬訪問し、積極的にＰＲ活動を行いました。１０月には、結果が出る予定で上位になると信念を燃やしました。

●９月７日　　岡山国際サーキットで行われた、スーパー耐久シリーズ2014 第4戦　『スーパー耐久レースin岡山』の決勝レースの応援へ駆け付け、寺西薬局の「テラニシレーシングチーム」を応援しました。

●９月２１日　　福山コロナワールドで開催されました、「マチキャラサミット」に参加し、近隣のゆるきゃら達と親睦を深めるとともに、来場者へゆるきゃらＧＰの投票のお願いをしました。参加したことで周知もでき遠方へ出向いた効果を感じました。

●９月２８日　　尾道市の全国仮装大会inおのみち２０１４の仮装大行に参加、オープンカーに乗り、ご満悦でＰＲ活動を行いました。

（尾道商店街にて）

進水式・完工

９月１２日に内海造船因島工場で建造中の貨物船「エーイーシーアビリティ」が進水した。全長１８３ｍ、幅３０．６０ｍ、深さ１４．５０ｍ、総トン数２万３８５０、載貸重量３万７７００トン、乗組員２５人、航海速力約１４．１ノット、船籍はバハマです。進水式には、因北中学校１年生４９人が「ふるさと学習―地元を支えている産業・船が出来るまで」の学習の一環として見学した。

７月１７日に内海造船因島工場で乾貨物船「アフリカンイレブン」（全長１８３Ｍ、幅３０．６０ｍ、深さ１４．５０ｍ、総トン数２万３７５３、載貸重量３万７７００トン、乗組員２５人、航海速力１４．１ノット、船籍バハマ）
８月１８日には貨物船「北王丸」（全長１７３・０８Ｍ、幅２７ｍ、深さ２２．６ｍ、総トン数１万１４９２、載貸重量ン、航海速力２２．６ノット、船籍東京）
９月３０日には、瀬戸田工場で貨物船「スパス　ティガ」（全長１６０Ｍ、幅２７．９０ｍ、深さ１１．２０ｍ、総トン数１万３２２１、載貸重量１万９０００トン、最大搭載人員２５人、航海速力約１３ノット、船籍パナマ）が完工しました。

景況については、前回調査からほぼ変わらない。急激な円安進行で原料や仕入れ価格の上昇が目立ち、収益を圧迫している。全国景況ＤＩを見ても消費税率増加の影響は和らいでいるものの、物価上昇が賃金の伸びを上回り、消費者の買い控えが広がっているため悪化傾向である。しかしながら、因島地域の造船業界の売り上げが回復していることで景気変動は見られなかった。今期は４５件から回答があり、回答の構成は製造業が37.8％、建設業が11.1％、卸売業が15.6％、小売業が11.1％、サービス業が24.4％であった。

※ＤＩ：ゼロを基準として、プラスの値は景気の上向き傾向（良い）の回答割合が多いことを示し、マイナスの値は景気の下向き傾向（悪い）の回答割合が多いことを示す。

概　況

前回６月調査から、製造業は５ポイント下降し、建設業では２５ポイント上昇した。製造業での人手不足は深刻である。

※業界別の前年同月比較の景況ＤＩを表しています。

概　況

前回６月調査から小売業は１３ポイント上昇、卸売業は▲１５ポイント下降した。前年同月比でみると仕入価格は上昇しても小売業は販売価格を据え置いて耐え凌いでいて、卸売業の販売価格は上昇しても景況が下降している厳しい現状がある。

概　況

前回６月調査と比較して景況ＤＩでは▲２７で横ばいを示し、イベントでの観光客増加の期待もあったが、前年同月比較では大きな変化はなかった。

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