因島商工会議所 : 因島業界動向(平成27年4月~6月)

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因島業界動向(平成27年4月~6月)

1.【トピックス】

◆因島商工会議所関連◆

新入社員研修開催

 4月2日、当所主催の新入社員研修をホールで開催しました。入社して間もないこの4月という大切な時期に最小限の時間で企業人として必要な基礎知識・ビジネスマナー等の体得と自己の発展を目指している。
講師には、公益法人産業雇用安定センターの杉江伸一朗氏をお招きし、11事業所の新入社員60名が受講され、テーマには自己表現力を磨く、人間関係、自己啓発、指示と報告、仕事の進め方、職場のエチケット・マナー、社会人の言葉遣い、電話・名刺・ビジネス文書の基本、チームワークで成果を出す、物事をとらえる目を養う、会社の数字を理解する、仕事の工夫と改善、対人関係を強化する、などを中心に研修を行いました。企業は人なりと言われますので、この時期の人材開発は重要な経営戦略の一つであり、有意義な研修となりました。

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因島技術センターで初任者研修

 4月6日、因島技術センターにおいて初任者研修が開校され入校式には10社、新人・中途採用者53人が出席しました。この研修は座学講義や実技実習を通じて、研修修了後には現場での即戦力として活躍できるよう育成し、期間中には現場で必要な各種資格取得を目指しました。6月30日には修了式が行われ、無事に閉校しました。

企業合同求人説明会

 4月28日、県立びんご運動公園健康スポーツセンターメインアリーナにおいて、尾道地域企業合同求人説明会を開催しました。将来の尾道を担う来春卒業予定の大学生や専門学生、更には既卒者、一般求職者と尾道市内の事業者が出会うチャンスの場として開催されました。求職者の参加人数は154人で、県東部の製造業や社会福祉法人など156社がブースを構えました。当協議会の尾道地域 企業合同説明会は、春と夏に、U・I・Jターン就職など当地域への就職促進を積極的に図るため、様々な工夫をしています。

除虫菊撮影会

 4月29日、因島の初夏を告げる除虫菊の撮影会が実施され、多数の報道陣や福山市など近隣の写真愛好家が参加しました。
実施された場所は、重井町馬神の大出雅彦さんの所有している除虫菊が広がる20アールの畑で、今年のモデルは橋本せい子さんと村上加保里さんでした。

除虫菊撮影大会.jpg

因島アメニティ公園まつり開催

 因島アメニティ公園まつり実行委員会主催による2015年のまつりが、5月4・5日の両日に開催されました。このまつりは、因島アメニティ公園・しまなみビーチの魅力を広く観光PRするとともに、地元特産品等の販売促進を図る事を目的として行われています。
 当日は村上水軍陣太鼓をはじめ、魚のつかみ取り、小早体験、紙ヒコーキ大会、陶芸絵付け体験を行うなど多彩な内容で行われ、会場は子どもたちの明るい歓声に包まれました。例年好評の魚のつかみ取りは、2日間で延べ782人の子供が体験しました。

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しまなみサイクリングブリッジ設立

 5月10日、大山神社にて『しまなみサイクリングブリッジ』設立総会が開催されました。
理事長には大山神社の巻幡俊氏が就任し、副理事長とし当所専務理事の広田耕三と松浦真博観光運輸委員長が地方創生・広報及び各種連携事業担当として参画しております。
瀬戸内海は世界に誇れる景勝地です。近年しまなみ海道は、国内はもとより世界から注目を集め、多くのサイクリストが訪れています。地域の人々の自転車への関心も高まりつつあり、しまなみ海道沿線にサイクリングブリッジを設立し、しまなみ海道を中心とした周辺島嶼部を含めた広域的な自転車文化と観光創造に向けた活動を模索し、行政や地域及び自転車愛好者や団体と連携し、自転車走行環境の整備や活用を推進し、世界的な「自転車の聖地」創生に寄与することを目的とします。

万田健康祭り

 5月17日、万田健康祭りが開催されました。万田発酵特製カレーの振る舞い、青空市とC級グルメ、血液年齢度や体力測定がありました。ステージでは、広島県出身のアイドルグループ「まなみのりさ」のスペシャルライブなどの催しがあり、3,300人が来場しました。

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自転車神社祭り開催

 5月24日、自転車神社祭が大山神社にて開催され、愛好家約180人が集まった。神事で始まり、演芸、ライブ、一本橋競争、尻相撲等と催された。今年で2回目となり、主催はしまなみサイクリングブリッジ。

自転車神社祭1.jpg自転車神社祭2.jpg自転車神社祭3.jpg自転車神社祭4.jpg

内海造船関連

進水式・完工

~進水式~
内海造船因島工場で、4月7日に乾貨物船「アフリカン ジェイ」が進水しました。全長183メートル、幅30.6メートル、深さ14.5メートル、総トン数2万3,850トン 載貨重量3万7,700トン、搭載人員25人、航海速力約14.1ノット、船籍はバハマ。
 4月30日には、瀬戸田工場で乾貨物船「グローバル ディスカバリー」が完工しました。
6月2日には、一般貨物船「第三はる丸」が進水しました。全長154メートル、幅25メートル、総トン数約8,500トン 載貨重量4,990トン、搭載人員14人、航海速力約21ノット、9月下旬に完工予定です。

2.【総括的概況】

 造船の新規受注はなかったものの昨年よりも業況は良いと言える。しかし、今回調査の全業種DIは、前回3月調査から比較すると2ポイント下降し▲4ポイントとなり、仕入価格上昇の影響と思われる。
 6月の全国の景況を見ると緩やかな上昇を示しており、回復傾向にあると言える。今期は48件から回答があり、構成は製造業が33.3%、建設業が12.5%、卸売業が16.7%、小売業が12.5%、サービス業25%であった。

総括的概況.png

※DI:ゼロを基準として、プラスの値は景気の上向き傾向(良い)の回答割合が多いことを示し、マイナスの値は景気の下向き傾向(悪い)の回答割合が多いことを示す。

業況DI.png

3.【業界別の動向】

〔製造業・建設業〕

概 況

 前回3月調査から、製造業は17ポイント下降し、建設業では37ポイント上昇した。製造業は、円安進行に伴う仕入価格上昇の影響と人手不足が要因である。

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3業界別.png

〔卸売業・小売業〕

概 況

 前回3月調査から小売業は13ポイント下降、卸売業も4ポイント上昇した。全国的には、プレミアム商品券の販売前の一時買い控えの傾向が見られ、小売の景況は下降、総じて見ても消費者の財布は固く売上げは伸び悩んでいる。

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卸売り表.png

〔運輸業・サービス業・その他〕

概 況

 前回3月調査と比較して景況DIでは10ポイント上昇した。飲食業は仕入れ価格の増加で前67ポイント下降し、一方、ホテル業は消費税増税の影響が薄れ75ポイント上昇した。

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運輸表.png

4.【在因島金融機関取扱い(残高)状況】

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5.【企業倒産状況】(負債総額1,000万円以上)

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6.【月間有効求人数・月間求職者数・求人倍率】

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7.【経営改善資金推薦状況】

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8.【因島商工会議所会員数】

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9.【Eメールサービス・ホームページリンク】

◆「因島商工会議所Eメールサービス」   現在111件配信。

月1回講演会・研修会等の開催情報や国の施策など情報をお伝えする「因島商工会議所Eメールサービス」を行っています。
 ※ Eメールサービスの配信をご希望の方は当所までご連絡下さい。

◆「因島水軍ふるさと商品券」加盟店舗数   現在109店

当所ホームページ内でもご紹介しております。
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