因島商工会議所 : 因島業界動向（平成28年7月～9月）

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本因坊秀策囲碁まつり開催

　７月９、１０日に第６９回本因坊秀策囲碁まつりが因島市民会館で開催され、およそ６００人が参加しました。プロアマ各８人で争う本因坊秀策杯は鶴田和志三段が優勝し、賞金１００万円を獲得しました。

海開き＆ミニトライアスロン開催

　７月９日にアメニティ公園、しまなみビーチにて海開きが開催され、村上海賊日本遺産認定記念として、ミニトライアスロンを同時開催しました。広島のトライアスロンチーム「ＵＰ－ＤＲＡＦＴ」のみなさんが、一緒に大会を盛り上げてくださいました。

宮島さん協賛「いんのしま水軍花火大会」開催

　７月２３日に因島の夏の風物詩である宮島さん協賛「いんのしま水軍花火大会２０１６」が開催されました。花火は土生・生名水道に設置された船台から打ち上げられ、一般公募で選ばれたデザイン花火、続いて「願い玉花火」が打ち上げられました。
　夏の夜空を彩る花火大会は多くの感動を与え、観客も賑い事故もなく成功に終わりました。

「地元市議会議員との懇談会」開催

　８月１９日に、因島地区の市議会議員６名と当所三役及び常任委員会委員長の１０名で懇談を行いました。最初に市議議員から行政における因島についての取り組みや状況について議会報告を交えて説明いただき、続いて当所からの意見・要望の提案を行いました。意見交換を行った後、因島の未来について懇親会を交え懇談しました。

「第４６回因島商工会議所珠算競技大会」開催

　８月１０日に第４６回目となる当所主催の珠算競技大会が開催されました。競技は、１部（小学２年生以下の部）９名、２部（小学３年生の部）３名、３部（小学４年生の部）９名、４部（小学５年生の部）１１名、５部（小学６年生の部）１０名、６部（中学生の部）１１名、合計５３名の参加者で、かけ算、わり算、みとり暗算、みとり算の４種目で行われました。４６回目も無事に実施できました。

企業合同求人説明会

　８月２３日に県立びんご運動公園健康スポーツセンターメインアリーナにおいて、尾道地域企業合同求人説明会が開催されました。参加事業者１０３社で求職者数は５７名でした。

因島水軍まつり開幕

　今年で２６回目となる水軍まつりは、６月２６日の「島まつり」から幕を開け、８月２７日の火まつりはであい夢太鼓で幕開けし、水軍の戦勝を祝って踊ったとされる「跳楽舞」のコンテストには６団体が出場しました。村上海賊が日本遺産に選ばれたのを記念し、能島、来島の水軍太鼓が参加し、勇壮な太鼓の共演が披露されました。今年も因島村上水軍第２３代当主で映画プロデューサーの村上典吏子さんが祭りに華を添え、和田竜さんの２００万部を越え大ベストセラーとなった「村上海賊の娘」の映画化の話は進められているという朗報も入りました。大船から花火が約１，０００発打ち上げられ、光と音の競演を楽しんだ後、跳楽舞を来場者みんなで踊りました。翌日の締めくくりとなる「海まつり」の小早レースには、５９チームが出場し過去最高の出場者数で熱戦を繰り広げました。水軍まつりの３日間で合わせて５万６千人の人出で賑わいました。

進水式・完工

～進水～
　９月２８日に内海造船瀬戸田工場で建造中の８，８００トン型旅客船兼自動車航送船「ブルーハピネス」が進水した。全長１４４．１３ｍ、幅２３ｍ、深さ１４．１０ｍ、総トン数８８００、載貸重量約３４４０トン、車両搭載能力１２ｍトラック７０台、８ｍトラック１台、乗用車３０台、旅客定員５８３人、乗組員３３人、航海速力約２０ノット、船籍は函館市です。
～完工～
　９月９日に内海造船瀬戸田工場で建造中のフェリー「ななうら丸」（全長３８．１５Ｍ、幅１０ｍ、深さ３．８７ｍ、総トン数２６８、載貸重量１０１トン、乗組員３人、航海速力９ノット）
９月２９日には「ブルードルフィン」（フェリー総トン数８，８００トン）、９月３０日には、因島工場で貨物船「冨王丸」が完工しました。

（調査の概要）
１、調査方法　ＦＡＸ送信によるアンケート調査(景気観測調査の回答使用）
２、調査内容　
　　①景況のほか、生産額・売上額など６項目について、平成２８年９月の状況と前年同月調査との比較
　　②同一項目における平成２８年１０月～１２月の先行き見通し
３、調査時期　９月初旬～下旬
４、調査対象　５５社(製造業：１７社　非製造業：３８社）
５、回収状況　回答　４２社(製造業：１７社　非製造業：２５社）
　　回答率　７６.３％

ＤＩ：各調査項目についての判断の状況を示す。ゼロを基準に、プラスの値は景気の上向き傾向（「良い」）をあらわす回答割合が多いことを示し、マイナスの値は景気の下向き傾向（「悪い」）をあらわす回答割合が多いことを示す。 ＤＩ＝（増加・好転など「良い」の回答割合）―（減少・悪化など「悪い」の回答割合） ※注　原材料・商品仕入価格：ＤＩ＝（下降）－（上昇）        製品・商品在庫：ＤＩ＝（不足）－（過剰）        従業員：ＤＩ＝（不足）－（過剰）

　全業種ＤＩ（良い－悪い）は、▲17（前回６月調査▲16、Ｈ27.9月調査▲6）で前回調査から比較すると1ポイントの下降でやや悪化する結果を示した。
　製造業では、船舶造修が▲40（前回調査▲20）、機械金属▲20（前回調査▲20）と下降傾向となり、製造業ＤＩも▲29（前回６月調査▲24、Ｈ27.9月調査18）と悪化し、厳しい状況を示した。
　非製造業では、建設業が▲33（前回調査▲20）、卸売業14（前回調査▲57）、小売業が0（前回調査0）、運輸・サービス業▲13（前回調査20）と卸売業は大きく上昇し、非製造業ＤＩは▲8（前回６月調査▲12、Ｈ27.9月調査▲20）と上向く傾向を示した。しかし、「横ばい」の回答割り合いは６８％であったことに留意したい。

～今期の業界コメント～

●今期の新規受注は０でこの先の目途もたっていない。今期は前年同月と比べて余り変化は感じられなかった。修繕の方もこの時期は悪い。来期も景気は上向く気配もなく厳しい状況が続く。（船舶造修）
●前年同月比で見ると、７・８月は横ばいで、９月は台風や長雨の影響で果物、野菜価格の上昇、降雨の日は客足も鈍く売上げに影響している。また、昨年はプレミアム付商品券の実施が売れ行きに影響していたこともあり、９月期は全体的に下降した。移動販売については、6月より中庄町西浦地区でも営業を開始し利用者は増加している。（生協）
●前年と比べて売上げは減少傾向で、９月期までは気温が高く使用量は減少した。来期も特別に上向く気配もなく厳しい状況が続く。（因の島ガス）

【平成２８年９月期　景況ＤＩ】

《上段：当月調査分、中断：前回調査分、下段：Ｈ27.9月》

【平成２８年　１０月～１２月の先行き見通し】

全業種ＤＩ（良い－悪い）は、▲24（前回６月調査▲19、Ｈ27.9月調査▲17）と徐々に下降傾向を示している。
　製造業では、船舶造修が▲20（前回調査0）、機械金属0（前回調査0）で、製造業ＤＩも▲24（前回６月調査▲13）と悪化するとの見方が多い結果となった。
　非製造業では、建設業が▲33（前回調査▲40）、卸売業14（前回調査▲57）、小売業が0（前回調査0）、運輸・サービス業▲63（前回調査0）でサービス業だけポイントを下げているものの、非製造業ＤＩは▲24（前回６月調査▲12）で下降するとの見方は強まっている。

　全業種ＤＩ（良い－悪い）は▲17（前回６月調査▲17、Ｈ27.9月調査▲15）で横ばいを示す結果となった。
　製造業では、船舶造修が▲60（前回調査20）、機械金属0.0（前回調査20）で、製造業ＤＩは▲35（前回６月調査▲17、Ｈ27.9月調査11）と前回調査から下降する結果となった。
　非製造業では、建設業が0.0（前回調査▲20）、卸売業▲29（前回調査▲57）、小売業が0（前回調査0）、運輸・サービス業13（前回調査10）となり、非製造業ＤＩは▲4（前回６月調査▲16、Ｈ27.9月調査▲30）とやや上昇する結果となった。

【平成２８年９月期　売上ＤＩ】

《上段：当月調査分、中断：前回調査分、下段：Ｈ27.9月》

【平成２８年　１０月～１２月の先行き見通し】

　全業種ＤＩ（良い－悪い）は▲12（前回６月調査▲17、Ｈ27.9月調査▲8）で前回調査とほぼ同様を示した。製造業では船舶造修▲20（前回調査25）、機械金属20（前回調査▲20）で製造業ＤＩは▲6（前回６月調査▲11、Ｈ27.9月調査▲6）とやや回復するとの見方であった。
　非製造業では、建設業が33（前回調査▲20）、卸売業▲43（前回調査▲43）、小売業が0（前回調査▲33）、運輸・サービス業▲37（前回調査0）で非製造業ＤＩは▲16（前回６月調査▲20、Ｈ27.9月調査▲10）と下降する見方であった。

１、日銀のマイナス金利付き量的・質的金融緩和の導入の貴社への影響についてのアンケート結果
※全体的には日銀のマイナス金利の影響はないという結果であった。
回答件数　２４件

２、マイナス金利政策の導入後の金融機関の貸し出し姿勢についてのアンケート結果
※島内金融機関の対応も日銀のマイナス金利の影響はないという結果であった。
回答件数　２４件