因島商工会議所 : 因島業界動向(平成31年4月~令和元年6月)

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因島業界動向(平成31年4月~令和元年6月)

1.【トピックス】

◆因島商工会議所関連◆

◆因島城跡散策MAP完成

 平成28年に日本遺産に認定された「村上海賊」の魅力をウォーキングを通して発信しようと、「因島城跡散策MAP」を作成しました。島内の城跡を7コースに分けて紹介しています。城跡を巡るために作成されているため、一部、当時使用されていたとされる旧道、山道を通る箇所があり、山を歩くときはすべて自己責任で行動し、当MAPはあくまで参考としてご利用いただくようになっています。
現在はお城としての全容は残っていませんが、切岸や削平地などで当時の様子を思い起こすことができます。

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◆新入社員研修開催

 4月3日、当所主催の新入社員研修を当所4階ホールで開催しました。入社して間もないこの4月という大切な時期に最小限の時間で企業人として必要な基礎知識・ビジネスマナー等の体得と自己の発展を目指している。講師には化学メーカー営業管理者の傍ら各地で講演・研修講師として活躍中の㈱ファーストプライズ所属の岡田信夫氏をお招きし、会社を知る、自己表現力を磨く、人間関係、自己啓発、指示と報告、仕事の進め方、職場のエチケット・マナー、社会人の言葉遣い、電話・名刺・ビジネス文書の基本、チームワークで成果を出す、物事をとらえる目を養う、会社の数字を理解する、仕事の工夫と改善など講義を頂きました。研修会へ7事業所の新入社員46名が受講されました。この時期の人材開発は重要な経営戦略の一つであり、有意義な研修となりました。

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◆因島技術センターで初任者研修

 4月4日、因島技術センターにおいて初任者研修が開校され入校式には6社、新人・中途採用者42人が出席しました。同センターは、新会長に林清春内海造船因島工場長が就任し、新体制がスタートしました。 この研修は座学講義や実技実習を通じて、研修修了後には即戦力として活躍できるように育成するため、期間中には現場で必要な各種資格取得を目指しました。6月28日には修了式が行われ、無事に閉校しました。

◆因島アメニティ公園まつり開催

 尾道市因島大浜町のしまなみビーチ周辺で5月3日、4日に因島アメニティ公園まつり(実行委主催)が開催されました。しまなみビーチでは魚のつかみ捕り、青空市や村上水軍の伝令船「小早」の体験乗船、因島村上水軍陣太鼓、凧作り、綿菓子作り、キーホルダー作りなど会場狭しとばかり様々な行事で賑わいました。会場内のデッキでは、フリーラインスケート体験がありました。

◆マツダスタジアム公式戦で因島のPRを実施

 6月9日、 村上海賊因島振興協議会は、2019年度「わがまち魅力発信隊」を企画し、マツダスタジアム(カープVSソフトバンク戦)でPR活動をしました。スタジアムの来場者へ抽選プレゼントや因島の観光パンフレットの配布をしました。マツダスタジアムのビジョンで地域観光紹介やブース設置をして、特産品販売、因島村上海賊焼き、はっさく大福、はっさくんグッズなどを販売しました。マツダスタジアムでの活動は2回目となります。

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◆因島サイクルツーリズム振興協議会が発足

 6月21日、サイクリストを因島に呼び込み、にぎわいづくりを図る目的で発足しました。商工業者や地域団体が連携した組織で、対岸の愛媛県上島町で2022年に岩城橋が開通するのを見越し、同町とも協力して自転車観光を伸ばすアイデアを練っていく。副会長となった大山神社の巻幡俊宮司は「業者同士が繋がってノウハウを養い、圏域全体で機運をたかめたい」と話した。

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2.【因島経済動向調査(DI方式)報告】

(調査の概要)
1、調査方法 FAX送信によるアンケート調査(景気観測調査の回答使用)
2、調査内容 ①景況のほか、生産額・売上額など6項目について、平成29年6月の状 
          況と前 年同月調査との比較
         ②同一項目における平成29年7月~9月の先行き見通し
3、調査時期 6月初旬~下旬
4、調査対象 55社(製造業:17社 非製造業:38社)
5、回収状況 回答 39社(製造業:16社 非製造業:23社)
  回答率 70.9%

DI:各調査項目についての判断の状況を示す。ゼロを基準に、プラスの値は景気の上向き傾向(「良い」)をあらわす回答割合が多いことを示し、マイナスの値は景気の下向き傾向(「悪い」)をあらわす回答割合が多いことを示す。

DI=(増加・好転など「良い」の回答割合)―(減少・悪化など「悪い」の回答割合)

※注 原材料・商品仕入価格:DI=(下降)-(上昇)
       製品・商品在庫:DI=(不足)-(過剰)
       従業員:DI=(不足)-(過剰)


~因島景況の総括 令和元年6月期~

 全業種DI(良い-悪い)は、▲8(前回3月調査▲21、H30.6月調査▲35)で前回調査から比較すると13ポイント上昇した。
 製造業では、船舶造修0(前回3月調査20)で新造・修繕船とも中国・韓国との競合は劣勢ではあるものの、ドックは一杯で受注量はあるため、良し悪しは判断できない。この先もほぼ横ばい状態であろうとのコメントであった。機械金属20(前回3月調査20)で、製造業DIは0(前回3月調査6、H30.6月調査▲18)で6ポイント下降した。
 非製造業では、建設業▲20(前回3月調査▲20)、卸売業▲20(前回3月調査▲50)、小売業▲33(前回3月調査▲50)、運輸・サービス業0(前回3月調査▲30)で、非製造業DIは▲15(前回3月調査▲37、H30.6月調査▲48)で10連休となったゴールデンウイークや改元号商品の恩恵もあり22ポイント上昇した。

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【令和元年6月期 景況DI】

《上段:当月調査分、中断:前回調査分、下段:H30.6月》

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【令和元年7月~9月の先行き見通し 因島景況】

 全業種DI(良い-悪い)は▲8(前回3月調査▲16、H30.6月調査▲13)と前回調査から8ポイント上昇した。先行きの不透明感から慎重な見方は根強い。製造業では,船舶造修0(前回3月調査0)で横ばいで推移しており機械金属20(前回3月調査0)で、製造業DIは0(前回3月調査0、H30.6月調査0)で横ばいで推移する見込みである。
 非製造業では、建設業▲20(前回3月調査▲20)、卸売業▲20(前回3月調査▲37)、小売業▲33(前回3月調査▲25)、運輸・サービス業0(前回3月調査▲20)で、非製造業DIは▲15(前回3月調査▲26、H30.6月調査▲21)で今期は気温上昇で真夏日の日が多かったことで夏物商材の需要増の期待があり、前回3月から11ポイント上昇した。

【令和元年7月~9月の先行き見通し 景況DI】

《上段:当月調査分、中断:前回調査分、下段:H30.6月》

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~因島生産額・売上の総括 令和元年6月期~

 全業種DI(良い-悪い)は▲2(前回3月調査▲23、H30.6月調査▲25)で20ポイント上昇した。
 製造業では船舶造修0(前回3月調査▲40)、機械金属20(前回3月調査20)で、製造業DIは0(前回3月調査6、H30.3月調査▲12)で6ポイント下降した。
 非製造業では、建設業0(前回3月調査20)、卸売業0(前回3月調査▲63)、小売業▲33(前回3月調査▲50)、運輸・サービス業0(前回3月調査▲50)で、非製造業DIは▲5(前回3月調査▲40、H30.6月調査▲35)で前月3月調査から35ポイントと大きく上昇した。

【令和元年6月期 売上DI】

《上段:当月調査分、中断:前回調査分、下段:H30.6月》

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【令和1年7月~9月の先行き見通し】

 全業種DI(良い-悪い)は▲14(前回3月調査▲25、H30.6月調査▲5)で前回調査から見ると11ポイント上昇した。製造業では船舶造修▲20(前回3月調査▲20)、機械金属40(前回3月調査▲20)で製造業DIは0(前回3月調査▲25、H30.6月調査0)で25ポイントの上昇であった。
 非製造業では、建設業▲60(前回3月調査▲20)、卸売業▲20(前回3月調査▲25)、小売業▲33(前回3月調査▲25)、運輸・サービス業0(前回3月調査▲30)で非製造業DIは▲25(前回3月調査▲26、H30.6月調査▲9)と前回調査からは横ばいするとの見方であった。

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3.【在因島金融機関取扱い(残高)状況】

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4.【企業倒産状況】(負債総額1,000万円以上)

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5.【月間有効求人数・月間求職者数・求人倍率】

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6.【経営改善資金推薦状況】

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7.【因島商工会議所会員数】

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8.【今期のアンケート調査結果】

 ◆有効求人倍率が1.63倍(2019年4月時点)と依然として高い数値を示し、労働需給の逼迫から、賃上げの動向が注目されています。これに関連して、昨夏(2018年夏)と比較した、貴社の正社員における今夏(2019年夏)の一時金(賞与)の動向について、1つお選びください。
回答件数 15件

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