因島商工会議所 : 因島業界動向（平成27年10月～12月）

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因島ふるさとカレンダー発売

　１０月１０日、因島の魅力を知ってもらおうと、因島商店街連絡協議会は、島の風景や伝統行事の写真を使った「２０１６因島ふるさとカレンダー」を制作し、販売しました。カレンダーはカラー刷りの見開きＡ３判で、瀬戸内海を背景に一面に白い花を咲かせる除虫菊畑、因島観光協会が２年に１度開催している写真コンテストの入選作品等から紹介している。カレンダーは１，０００部作成販売し、観光客や島外に住む家族に贈る住民が買いに来られた。

第６１回優良従業員表彰を実施

　第６１回を迎えた因島商工会議所の優良従業員表彰式を、１１月１１日午後６時から因島市民会館中ホールで開催し、会員事業所の従業員64名の方々を表彰しました。被表彰者には賞状と記念品を贈呈してその功績を称えた。最後に被表彰者代表として、４０年表彰を受けた内海造船(株)の萩原智文さんが謝辞を述べていただきました。

会員と共済加入者の集いを開催

　１１月１１日、当所会員と共済加入者の方々に、日ごろの感謝をこめて「会員と共済加入者の集い」を市民会館大ホールにて開催し、因島中庄町出身のマジシャンマサと、バルーンパフォーマーアキ・イリュージョニストガクによるマジックショーが披露され、恒例の抽選会を行いました。来場者は一般の参加者も含め９００名余りでした。

造船技術の伝承へ研修

　因島技術センターは１０月２６日、三和ドックで、鉄を曲げる堯鉄の中級専門技能研修を実施した。造船技術の伝承が目的で、県内や岡山、熊本県などの造船関連８社から参加した１２人は、ベテラン技術者の指導で、船首や船尾に使われる鋼板の加工に挑戦し、鉄板をバーナーで焼いて冷やす作業を繰り返し、縮めたり、ねじったり、皿の形にしたりと実地研修を行った。同センターは全国で唯一堯鉄の研修をしている。１０月３０日の修了式では、研修生を代表して、常石造船の冠裕菜さんが謝辞を述べた。
１２月２日には溶接中級専門技能研修を内海造船因島工場で実施した。溶接の技術・技能のワンランクアップをめざす。造船関連２社から参加した６人が１１日まで技術を学び、修了式には平谷祐宏尾道市長が出席し挨拶をしました。三和ドックの國廣勇士さんは研修生を代表して謝辞を述べた。

万田収穫祭開催

　万田発酵㈱は１１月１５日、同社敷地内で「収穫祭」を行った。万田酵素で栽培した野菜や地元農家の野菜が飛ぶように売れ、万田酵素で育った食材によるお好み焼きが先着６００名に振る舞われた。
　ステージではＭebiusのライブなど行われた。

ゆるきゃらはっさくん　ゆるキャラグランプリ２０１５に再挑戦

　因島のゆるキャラ「はっさくん」は、「ゆるキャラグランプリ２０１５」に再挑戦し、全国の上位、広島県１位をめざして奮闘した。ゆるキャラグランプリは８月１７日からスタートし、９月には全国１，７１５体中８８位、広島県内３３体中１位、シルバーウィーク明けあたりから順位を上げ、県トップに躍り出た。昨年は初出場で全国１６９９体のうち１３７位、広島県内では１位と健闘し、今年はさらに躍進しようと再び挑戦した。当所はさらに運動を強化した結果、広島県内第１位の栄冠を獲得し２連覇した。全国総合８５位、８６６，０６６ポイントで、１１月２５日には内海造船因島工場の進水式で見学に訪れたツアー客をもてなした。

進水式・完工

～進水式～
●１１月１３日、内海造船瀬戸田工場で、自動車運搬船「第三東洋丸」が進水した。全長１２５メートル、幅２０．６メートル、深さ１４．３６メートル、総トン数約４千トン。完工は平成２８年２月中旬。
１１月２５日、内海造船因島工場で、自動車運搬船「オンライン　ハイウェイ」が進水し、倉敷、福山、三原、尾道などから観光バス７台が到着し、見学者約１，０００人が楽しんだ。全長１９９．９９メートル、幅３７．５メートル、深さ３８．２３メートル、総トン数約７万７千トン、船籍パナマ。
～完工～
　内海造船因島工場では、１０月１５日に乾貨物船「アフリカングラウス」が完工した。全長１８３
メートル、幅３０．６メートル、深さ１４．５メートル、総トン数約２万３千７５０トン。
１０月２８日、内海造船瀬戸田工場では、貨物船「第三はる丸」が完工した。全長１５３.９２メートル、幅２５メートル、深さ１７．５メートル、総トン数約８千５５８トン。

　景況については前回調査からほぼ変わらない。造船業界の景況は前回調査からほぼ横ばい、前年同期比では良好にある。一方、新規受注件数は減少しており、先行きは不透明である。飲食業やホテル業は観光シーズン、忘年会増加の影響もあり、上昇傾向となった。今期は４７件から回答があり、回答の構成は製造業が36.2％、建設業が12.8％、卸売業が14.9％、小売業が10.6％、サービス業が25.5％であった。

※ＤＩ：ゼロを基準として、プラスの値は景気の上向き傾向（良い）の回答割合が多いことを示し、マイナスの値は景気の下向き傾向（悪い）の回答割合が多いことを示す。

概　況

　前回６月調査から、製造業は変化なし、建設業では１ポイント下降した。製造業の人手不足の解消はまだ先に。

概　況

　前回６月調査から、卸売業は11ポイント上昇し、小売業では７ポイント下降した。プレミアム付商品券の効果により８月は好転したが９月の天候不順等もあり、下降幅を縮小するに止まった。

概　況

　前回６月調査から、２５ポイントと大幅に下降した。来期は忘年会シーズンでもあるので　　　　　　上昇することに期待したい。

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