因島商工会議所 : 因島業界動向(平成28年1月~3月)

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因島業界動向(平成28年1月~3月)

1.【トピックス】

◆因島商工会議所関連◆

新年互礼会開催

 1月8日18時00分よりポートピアはぶにて、新年互礼会を開催しました。村上会頭が年頭のあいさつで、特区制度、地方創生、日本遺産への取り組み等、新しいまちづくり元年としての抱負が語られました。続いて来賓祝辞として、平谷祐宏尾道市長から、村上海賊の日本遺産認定への意気込みと広島県・今治市の国家戦略特区指定に合わせて「せとうち海の道」として新しいイノベーションを興し、地域の活性化、雇用の創出等、地方創生・活性化のために確かな情報を掴み、戦略を組んで挑戦をしていきたいと挨拶が行われました。
 乾杯は松浦幸男広島県議会議員が行われ、「しまのわ」の縮小版のイベントの開催と、県の後継者育成補助事業について語られました。
 出席者は官公署・諸団体から40名、会議所議員・参与から49名、会員企業・事務局から33名の合計122名が出席し、新年の門出を祝いました。

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企業合同求人説明会

 3月22日に県立びんご運動公園健康スポーツセンターメインアリーナにおいて、尾道地域企業合同求人説明会を開催しました。将来の尾道を担う来春卒業予定の大学生や専門学生、更には既卒者、一般求職者と尾道市内の事業者が出会うチャンスの場として開催されました。求職者の参加人数は180人で、県東部の製造業や社会福祉法人など106社がブースを構えました。会場では、就活応援セミナーも実施されました。尾道地域企業合同説明会は、春と夏に、U・I・Jターン就職など当地域への就職促進を積極的に図るため、様々な工夫をしています。

第23期第4回通常議員総会にて事業計画(案)・予算(案)を承認

 3月25日(金)午後5時30分から議員45名(委任状13名)の出席のもと、ホテルいんのしまで開催しました。村上会頭が議長となって議案の審議に入り、慎重審議の結果、下記の(1)~(3)議案が原案通り承認されました。
(1) 平成28年度因島商工会議所事業計画(案)及び収支予算(案)について
(2) 平成28年度因島中小企業相談所収支予算(案)について
(3) 平成28年度その他特別会計収支予算(案)について
~基本方針~
国際情勢としては、今、まだ続く中東のIS(イスラム国)問題、シリア難民の受け入れ、北朝鮮の核実験・長距離弾道ミサイル発射等問題が山積しており、経済面においても中国経済の減速、並びに原油安の影響による為替・株の乱高下等予断を許さない状況です。
国内情勢としては、今尚低迷している原油価格は輸入依存度の高いわが国の産業にとってはプラス面が大きく、今を好機として今後に繋げて欲しいと思います。景気刺激策として日本銀行が史上初のマイナス金利を導入しましたが、世界経済の悪化の影響もあり好況感は沸かず、デフレからの脱却も厳しい情勢です。引き続き、アベノミクス第2弾であるGDP600兆円・子育て支援・社会保障等の実施による景気の好循環を期待したいと思います。
当因島地区としては、少子高齢化、消費・若者の島外流出等経営環境は以前にも増して厳しい状況にあります。
基幹産業である造船は危機を脱し受注は落ち着きを見せてはいますが、深刻な労働力不足と技術の伝承の危機を抱えています。当所としましては、企業合同説明会開催、造船業のイメージアップ戦略等により求人活動を積極的に支援し労働力確保を目指します。
商業・観光面では、「村上海賊」としての日本遺産認定の結果待ちですが、認定を受けられれば広域観光・サイクリング・ウォーキング並びに昨年度作成した、いんのしまグルメマップの効果と併せ、大幅な交流人口の増加が見込まれ、消費の取り込み拡大に向けた受け入れ体制づくりに取り組んで行きます。
昨年は、ご当地イメージキャラクター「はっさくん」が2015全国ゆるキャラグランプリにて2年連続県内1位に輝きましたが、本年度は関連商品の開発等さらに経済波及効果を発揮するよう活動して行きます。
地方創生事業を始め本年度事業におきましては、新たに尾道市長・副市長と当所三役による定期的な懇談会をスタートし、一層の連携強化を図りながら一致協力して諸問題への対応と事業実施に向けて行動して行きます。

内海造船関連

進水式・完工

~進水式・完工~
 内海造船瀬戸田工場では、1月21日に石油精製品を運搬するプロダクトタンカー「キラナ サプタ」が完工しました。全長160メートル、幅27.90メートル、深さ11.20メートル、航海速力13.5ノット船籍シンガポール。
 2月10日には、乾貨物船マウントパークが進水しました。全長183メートル、幅30.60メートル、深さ14.5メートル、総トン数2万3,900トン 載貨重量3万7,510トン、最大搭載人員25人、航海速力約14ノット、船籍はパナマで、4月下旬に完工予定。
2月24日には、630台積自動車運搬船「第三東洋丸」が完工しました。全長125メートル、幅20.60メートル、深さ14.36メートル、総トン数3,990トン 載貨重量2,888トン、最大搭載人員14人、航海速力約18ノット

◆一般関連◆

~第7回本因坊秀策囲碁記念館子ども囲碁大会開催~

1月9日本因坊秀策囲碁記念館にて、本因坊秀策囲碁記念館子ども囲碁大会を開催しました。尾道市、広島市、江田島市などから、小中高の26人が参加し、熱戦を繰り広げました。

~万田もちつき祭開催~

1月17日に万田もちつき祭が万田発酵㈱の敷地内で行われ、約3,600人が訪れた。餅の振る舞いには行列ができ、ステージでは全員が赤いたすきをして、袴姿の2人と6人が部のTシャツを着ている因島高校書道部員8人による書道パフォーマンスがあり、来場者で賑わいました。

~JA尾道市因島フェスティバル開催~

1月17日に因島営農センターで行われ、約4,000人が訪れた。農産物品評会では、東生口の吉井明雄さんの紅八朔が尾道市長賞に選ばれました。出品総数は柑橘と野菜350点、入賞39人。

~囲碁女流秀策杯開催~

第68回本因坊秀策囲碁まつりの一環である第5回女流秀策杯が1月30・31日、市民センターむかいしまで行われ、女流秀策杯では、女流プロ棋士8人と、前日の予選を勝ち抜いた女流アマ8人によるトーナメント戦で、盤上で熱戦を繰り広げました。日本棋院の加藤啓子六段が優勝し、50万円を獲得した。準優勝は金子真季初段で決勝は中押しの決着となった。

~因島技術センターで配管艤装研修~

因島技術センターは2月2日~5日、配管艤装の初級専門技能研修が行われ、全国から4社、6人が受講した。入校式では配管技術の重要性について、目立たないが船舶の良し悪しが配管で決まると言われていると強調された。

~第11回「全国ジャンボ大根フェスティバル2015」開催~

大根の重さを競う第11回「全国ジャンボ大根フェスティバル2015」が3月8日に万田発酵であり、約3,300人でにぎわった。大根の重さを競うコンテストに加え、重さ当てクイズや豚汁の振る舞いを楽しんだ。

~空母型フェリー、国産第1号が就航 建造費は1億2600万円~

操舵室や客室を片舷に寄せることで、車両を積載する甲板を露天にした「空母型」の小型フェリーを、因島三庄町の「石田造船」が建造し22日、同社で進水式が行われました。左右非対称となる同様の構造を持った旅客船の建造は国内初といいます。市営渡船の細島-因島・西浜航路に4月上旬から就航します。
 細島-西浜間の約2・7キロを片道15分で結ぶ同航路は昭和33年の開設。就航する通船は初代が「こまたき丸」、2代目以降は代々「こまたき」と名づけられた。3代目からフェリーになり、今の4代目は平日と土曜に1日9往復、日曜・祝日に5往復運航しています。新船は、プロポーザル方式で同社の設計が採用されました。
 完成した5代目は総トン数19トン、全長28・2メートル、最大幅7・58メートル、航海速力約7ノットで、建造費1億2600万円。前後どちらに向かっても航行できる両頭船で、車両などが乗降するランプドアは船首と船尾の両方に設けられています。船長と甲板員各1人の乗組員2人で運航され、乗客定員42人、車両は普通車なら6台、4トントラックなら2台を積載できます。
同社によると、総トン数20トン未満の旅客船は、より大型の船に比べて、乗組員数や定期検査の回数が格段に少なくて済み、運航経費が大幅に節約できます。一方で、船の容積に厳しい基準があるため、車両積載部分に天井がある従来の構造では、甲板から天井までの高さが制限され、かさばる荷物を積んだトラックやコンクリートミキサー車などを載せることが困難でした。
 「空母型」の採用は、このジレンマを解消するためで、国内初の試みだけにマストや航海灯の設置方法など、クリアしなければならない課題も多かったといいます。
 また、バリアフリートイレや車いす用のスペース、点字ブロックなども設けられました。船体には「光と海と島と柑橘」をイメージした白と青と緑の地に黄色い水玉が配された塗装が施されています。同市の百島で芸術活動を続けている「ART BASE MOMOSHIMA広島アートプロジェクト実行委員会」がデザインしました。


2.【総括的概況】

 因島地域の景況は6ポイント上昇し、前回調査から比較的上向きと見える。造船業界の景況は前回調査比較でほぼ横ばい、さらに飲食業やホテル業は原材料価格や燃料費などの下落の恩恵もみられず、横ばい状態であった。その他の製造業や建設、卸売、小売業の景況ポイントは微増であったため、地域全体では上昇傾向となった。今回は48件から回答があり、回答の構成は製造業が35.4%、建設業が12.5%、卸売業が16.7%、小売業が10.4%、サービス業が25.0%であった。

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※DI:ゼロを基準として、プラスの値は景気の上向き傾向(良い)の回答割合が多いことを示し、マイナスの値は景気の下向き傾向(悪い)の回答割合が多いことを示す。

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3.【業界別の動向】

〔製造業・建設業〕

概 況

 前回12月調査からは、製造業・建設業ともに足元の受注は鈍いがやや上昇した。

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〔卸売業・小売業〕

概 況

 前回12月調査から、卸売業、小売業ともに緩やかに上昇した。消費の二極化が進む中、節約志向が強まり動きは鈍い。

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〔運輸業・サービス業・その他〕

概 況

 前回12月調査から8ポイント下降した。観光需要の下支えや燃料費の下落の恩恵も見られなかった。先行きも景況DIは下降するとの見方であった。

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4.【在因島金融機関取扱い(残高)状況】

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5.【企業倒産状況】(負債総額1,000万円以上)

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6.【月間有効求人数・月間求職者数・求人倍率】

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7.【経営改善資金推薦状況】

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8.【因島商工会議所会員数】

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9.【Eメールサービス・ホームページリンク】

◆「因島商工会議所Eメールサービス」   現在110件配信。

月1回講演会・研修会等の開催情報や国の施策など情報をお伝えする「因島商工会議所Eメールサービス」を行っています。
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◆「因島水軍ふるさと商品券」加盟店舗数   現在109店

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