因島商工会議所 : 因島業界動向（平成26年10月～12月）

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しまのわ博　閉幕

１０月２６日、瀬戸内海を舞台に広島、愛媛県両県が共催した博覧会「瀬戸内しまのわ２０１４」は閉幕しました。約７ヵ月間の会期中、島々や沿岸部で約４００のイベントが展開され、９月末時点で５００万人以上が参加し、両県で例年開かれていたイベントも波及効果で来場者が増え、「誘客効果」は同時点で約１６０万人で当初目標に掲げた８０万人の倍に達しました。国際サイクリング大会の終了後、愛媛県今治市のしまなみアースランドであった閉幕式では、広島県の湯崎英彦知事と愛媛県の中村時広知事が「しまのわで生まれた島と島のつながりの「輪」、人との「和」を継承していく」と、「しまのわ宣言」を読み上げ、同会場においては２５、２６の両日、クロージングイベントを開き、約１万８千人が訪れました。

因島カレンダー初制作

１０月１０日、因島の魅力を知ってもらおうと、因島商店街連絡協議会は、島の風景や伝統行事の写真を使った「因島２０１５ふるさとカレンダー」を制作し、販売しました。カレンダーはカラー刷りの見開きＡ３判で、瀬戸内海を背景に一面に白い花を咲かせる除虫菊畑、ゆるキャラはっさくんなど、因島観光協会が２年に１度開催している写真コンテストの入選作品等から紹介している。カレンダーは１，０００部作成販売し、観光客や島外に住む家族に贈る住民が買いに来られた。協議会の嶋田真会長は「島にゆかりのある人はカレンダーを見て地元を思い出せる。縁のない人も因島の美しい風景を知ってほしい」と話していた。

創業塾を開催

１１月６日、「あなたの夢をカタチに！！」をテーマに趣味を活かしてお店の経営をしてみたいという夢をお持ちの方、子育ても一段落し仲間と一緒に何かしてみたいとお考えの方、これまでの経験を活かし、セカンドライフで起業をお考えの方等を対象に、人の魅力と地域の魅力を最大限に活かした価値を創造し、夢を実現して行く具体的な方法や、大切な考え方を習得して頂くことを目標に開催しました。
講師には、平成１３年に家業である婦人服卸売業から、現社名・現業に定款変更すると共に代表取締役に就任、第二創業者に転身のうえ、平成１５年に中小企業診断士の資格を取得し、現在までに１５０社を超える経営コンサルティング実績と５００件以の相談実績を有し、各種セミナーの講師を行う
など、ご活躍されています、株式会社アイムサプライ　代表取締役　　伊豆田(いずた)　功(いさお)氏をお招きし、合計５回の研修会をいたしました。参加者は７名でした。

商店街で婚活パーティーと仮装綱引き大会

土生町商店街連合会は１１月１日に婚活パーティー「はぶ恋来い」を日立造船因島労働会館で開催し、参加者らは同日灯りまつりが開催されていた、土生町商店街を散策した。２４日にはわくわく綱引き大会を同商店街で開催しました。集客につなげようと２回目を企画し、１２チームが手作りの衣装などで出場、熱戦を繰り広げた。参加の条件は中学生以上の８人(内女性が２人以上いること)で構成し、仮装ジャンルは問わない。参加者は特産のはっさくんをイメージした衣装や大仏、エレキテル連合のアケミチャン、アナ雪のキャラクターなどの格好で懸命に綱を引いた。大会はトーナメント方式で、優勝チームには同商店街で使える５万円分の商品券が贈られた。来場者の人気投票で決める仮装大賞で「アナと雪の女王」の衣装が入賞しました。

第６０回優良従業員表彰を実施

１１月２８日（金）、因島市民会館で「第６０回優良従業員表彰式」を実施した。総事業所２４社７１名（１０年表彰２９名、２０年表彰２４名、３０年表彰１２名、４０年表彰６名）の優良な勤務者を表彰し、被表彰者代表として内海造船（株）の藤田輝明さんが謝辞を述べられました。

（第６０回優良従業員表彰式）　

会員と共済加入者の集いを開催

１１月２８日、当所会員と共済加入者の方々に、日ごろの感謝をこめて「会員と共済加入者の集い」を市民会館大ホールにて開催し、会員と関係者、一般の方も含め７００名余りが来場されました。講師には、大平サブローさんをお招きして、「人生楽しんでなんぼ」のテーマで講演をいただき、その後、１等１０万円、総数１１１本の商品券が当たる抽選会を行い盛り上がりました。

（大平サブローさんの講演会）

造船技術の伝承へ研修

因島技術センターは１０月２７日、三和ドックで、鉄を曲げる堯鉄の中級専門技能研修を実施しました。造船技術の伝承が目的で、県内や岡山、宮城県などの造船関連１２社から参加した１２人が３１日まで技術を学び、５人のベテラン技術者の指導で、船首や船尾に使われる鋼板の加工に挑戦し、鉄板をバーナーで焼いて冷やす作業を繰り返し、縮めたり、ねじったり、皿の形にしたりと実地研修を行いました。同センターは全国で唯一堯鉄の研修をしています。日立造船向島工場の坂上洋輔さんは、「即戦力として活躍できるようしっかり学びたい」と話しました。
１２月３日には、内海造船因島工場で、溶接の中級専門技能研修を実施した。溶接の技術・技能のワンランクアップをめざす。造船関連４社から参加した９人が１２日まで技術を学びました。

万田収穫祭開催

万田発酵㈱は１１月１６日、同社敷地内で「収穫祭」を行い、３，８００人が参加しました。万田酵素で栽培した野菜や地元農家の野菜が飛ぶように売れ、お好み焼き・
鉄板焼きコーナーに長蛇の列ができました。
ステージでは歌手の南一誠さんのライブなどが行われました。

因島ウォーキング大会を開催

１１月２８日、当所会員と共済加入者の方々に、日ごろの感謝をこめて「会員と共済加入者の集い」を市民会館大ホールにて開催し、会員と関係者、一般の方も含め７００名余りが来場されました。講師には、大平サブローさんをお招きして、「人生楽しんでなんぼ」のテーマで講演をいただき、その後、１等１０万円、総数１１１本の商品券が当たる抽選会を行い盛り上がりました。

はっさくんの主な活動

因島のゆるきゃら「はっさくん」は、５月のアメニティ公園まつりのデビュー以来、毎週忙しく活動していて、人気とともに知名度も上がってきています。「ゆるキャラグランプリ２０１４」の結果は１６９９体のうち１３７位、広島県内では１位に輝きました。そこで主な活動状況をまとめました。

●１０月１２日　本四高速道路㈱が開催しました、しまなみ海道お客様感謝デー・ゆるキャラ大集合へ出演、ゆるキャラグランプリ初代チャンピオンのバリーさんや当時、全国3位のみきゃんちゃんを筆頭に四国のゆるきゃらさんとご対面、ここでも支援者獲得のため奮闘する。

●１０月１９日　　重井町のフラワーセンターで開催された第３回キッズフェスタに出演し、子供たちへのファンサービスも怠らず頑張りました。
●１０月４日　　ホームテレビゆるキャラ運動会の番宣で広島市のデパートそごうの屋上で行われたゆるキャラ運動会に生出演、広島県下１５体のゆるキャラが参加、２０ｍ走を競い、はっさくんは残念ながら予選落ちでした。　
　　　
●１０月２５日　　広島と愛媛両県が共催している、瀬戸内しまのわ２０１４のイベントのファイナルである、サイクリングしまなみの休息所の１つとなっている尾道スイーツ対決の会場でＰＲし、来場者とふれあいました。

●１１月５日　全国のご当地キャラクターが人気を競う「ゆるきゃらグランプリ２０１４年大会」で、県内からエントリーした２６体中１位になった。９月２日～１０月２０日のインターネット投票と、１１月１～３日の中部国際空港での決選投票の合計で競った今大会でのはっさくんの３万９４票が最終得票で、総合順位は広島のゆるキャラでトップの１３７位となった。当初の会頭とともに尾道市役所に平谷市長を訪ね、結果を報告し、平谷市長から「今後も島の魅力を発信し続けてほしい」と激励された。

進水式・完工

～進水式～
１１月６日、内海造船瀬戸田工場では、乾貨物船「アフリカン　ルーク」（全長１８３メートル、幅３０．６メートル、深さ１４．５メートル、総トン数約２万３千８５０トン）が進水した。船籍はバハマ。
～完工～
内海造船瀬戸田工場では、１２月５日にフェリー「あざりあ」が完工しました。全長６３．６
メートル、深さ６．９メートル、総トン数４８５トン、航海速力１５．２ノットです。

全業種ＤＩは、前回９月調査から比較すると７ポイント上昇し▲９ポイントとなった。造船業界は昨年よりも業況が回復。機械、金属製造業は前回９月調査から変わりはない。非製造業のうち小売業は、売上が低調であったため悪化。全国的には円安進行を受け、仕入先からの値上げ要請が多くなり収益を圧迫、また個人消費も回復力に強さを欠いている状況。今期は４１件から回答があり、回答の構成は製造業が39％、建設業が12.2％、卸売業が14.6％、小売業が9.8％、サービス業が24.4％であった。

※ＤＩ：ゼロを基準として、プラスの値は景気の上向き傾向（良い）の回答割合が多いことを示し、マイナスの値は景気の下向き傾向（悪い）の回答割合が多いことを示す。

概　況

前回９月調査から、製造業は6ポイント下降し、建設業では40ポイント下降した。製造業は、円安進行に伴う仕入価格上昇の影響拡大や需要低迷による受注減が続いている。

概　況

前回９月調査から小売業は５ポイント下降、卸売業は５３ポイント上昇した。クリスマスや年末商戦による集客増加はあったものの、物価上昇による家計負担が増す中で消費者の節約志向は強くなっていて、個人消費の回復に力強さを欠いている。

概　況

前回９月調査と比較して景況ＤＩでは１７ポイント上昇した。飲食業では仕入価格が上昇し採算を圧迫していて、全体を押し下げている。

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