因島商工会議所 : 因島業界動向(平成30年7月~9月)

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因島業界動向(平成30年7月~9月)

1.【トピックス】

◆因島商工会議所関連◆

宮島さん協賛「いんのしま水軍花火大会」開催

 7月21日に因島の夏の風物詩である宮島さん協賛「いんのしま水軍花火大会2018」が開催されました。土生・生名水道に設置された船台から最大直径24センチの8号玉を初めとする約1500発の花火が打ち上げられました。夏の夜空を彩る花火大会は多くの感動を与え、観客も賑い事故もなく成功に終わりました。

◆「第48回因島商工会議所珠算競技大会」開催◆

 8月7日に48回目となる当所主催の珠算競技大会が開催されました。競技は、1部(小学2年生以下の部)9名、2部(小学3年生の部)16名、3部(小学4年生の部)10名、4部(小学5年生の部)8名、5部(小学6年生の部)6名、6部(中学生の部)14名 合計63名の参加者で、かけ算、わり算、みとり暗算、みとり算の4種目で行われました。

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◆「新入社員激励会」開催◆

 8月10日に入社後3ヶ月を経過し、職場への定着が期待できる新入社員を激励するために「新入社員激励会」を開催しました。本会は、今後長く地元企業での就労を促進する目的を持って実施しており、尾道公共職業安定所高杉所長、尾道市因島総合支所吉村支所長の祝辞の後、『パワーアップコミュニケーション ~伝えるから伝わる対話術~』のテーマで株式会社キャリアレイズ代表取締役、濱本ひとみさんの講演会を実施しました。受講者は4事業所から35名の参加がありました。

◆企業合同求人説明会◆

 8月17日に県立びんご運動公園健康スポーツセンターメインアリーナにおいて、尾道地域企業合同求人説明会が開催され、参加企業93社でブースを構え、83名の求職者の参加がありました。
参加した求職者になるべく多くのブースを回って頂くため、4ブース以上の説明を受けた方には500円のクオカードを進呈する取り組みを行いました。

◆いんのしま水軍まつり 第40回サントリー地域文化賞受賞◆

 8月23日に因島水軍まつり実行委員会は毎年全国から5件が選定される、第40回サントリー地域文化賞を受賞し、9月28日に東京で行われました贈呈式で盾と副賞200万円を受贈しました。

◆いんのしま水軍まつり開幕◆

 8月26日(日)にしまなみビーチで因島水軍まつり「海まつり」が開催されました。伝統の小早レースには58チームが参加しました。正午頃には鳥取県境港美保基地所属の航空自衛隊C―2輸送機が会場上空を展示飛行しました。C―2輸送機は航空自衛隊最大の飛行機で長さ44m、高さ14m、愛称「青い鯨」と呼ばれています。海まつりへの来場者数は約1万5千人で、一般の部の優勝は「尾道市消防局にこらす」でした。

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 9月1日(土)に「火まつり」が開催され、因島村上水軍陣太鼓や近隣の伯方島、岩城島などからも太鼓集団が参加し演奏を繰り広げた。「跳楽舞」のコンテストには6団体が出場しました。来場者数は約4万2,000人でした。

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㈱内海造船関連トピックス

~進水~
 7月27日に内海造船瀬戸田工場で建造中の一般貨物船「日侑丸」が進水しました。全長159.9m、幅25m、深さ23.06m、総トン数1万150、航海速力約20.7ノット、船籍は名古屋です。
 8月28日に内海造船因島工場で建造中のプロダクトタンカー「キラナ ナワ」が進水しました。全長約157.98m、幅27.9m、深さ11.2m、総トン数約1万3,200、乗組員25人、航海速力約13.4ノット、船籍はシンガポールです。





2.【因島経済動向調査(DI方式)報告】

(調査の概要)
1、調査方法 FAX送信によるアンケート調査(景気観測調査の回答使用)
2、調査内容 ①景況のほか、生産額・売上額など6項目について、平成29年6月の状 
          況と前 年同月調査との比較
         ②同一項目における平成29年7月~9月の先行き見通し
3、調査時期 6月初旬~下旬
4、調査対象 55社(製造業:17社 非製造業:38社)
5、回収状況 回答 39社(製造業:16社 非製造業:23社)
  回答率 70.9%

DI:各調査項目についての判断の状況を示す。ゼロを基準に、プラスの値は景気の上向き傾向(「良い」)をあらわす回答割合が多いことを示し、マイナスの値は景気の下向き傾向(「悪い」)をあらわす回答割合が多いことを示す。

DI=(増加・好転など「良い」の回答割合)―(減少・悪化など「悪い」の回答割合)

※注 原材料・商品仕入価格:DI=(下降)-(上昇)
       製品・商品在庫:DI=(不足)-(過剰)
       従業員:DI=(不足)-(過剰)


~因島景況の総括 平成30年9月期~

 全業種DI(良い-悪い)は、▲17(前回6月調査▲35、H29.9月調査▲22)で前回調査から比較すると18ポイント改善した。
 製造業では、船舶造修が40(前回6月調査▲40)で改善しているものの、新造船、修繕船の受注は外国との競合は続いていて、一時的な上昇で楽観はできない。機械金属0(前回6月調査0)で、製造業DIは0(前回6月調査▲18、H29.9月調査▲13)で、18ポイント改善した。
 非製造業では、建設業が0(前回6月調査▲20)、卸売業▲50(前回6月調査▲80)、小売業が▲33(前回6月調査▲33)、運輸・サービス業▲25(前回6月調査▲50)で、飲食業を含むサービス業の中には、7月の豪雨災害により売上の減少等の影響を受けた事業所もあるものの、非製造業DIは▲30(前回6月調査▲48、H29.9月調査▲28)で18ポイント改善した。

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【平成30年9月期 景況DI】

《上段:当月調査分、中断:前回調査分、下段:H29.9月》

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【平成30年10月~12月の先行き見通し 因島景況】

 全業種DI(良い-悪い)は、▲3(前回6月調査▲13、H29.9月調査▲12)と前回調査から10ポイント上昇した。全体的には改善していくとの見方である。製造業では、船舶造修が0(前回6月調査0)、機械金属20(前回6月調査20)で、製造業DIは0(前回6月調査0、H29.9月調査▲7)で横ばいで推移する見込みである。
 非製造業では、建設業が0(前回6月調査▲20)、卸売業▲12(前回6月調査▲40)、小売業が▲33(前回6月調査▲33)、運輸・サービス業25(前回6月調査▲10)で、非製造業DIは▲5(前回6月調査▲21、H29.9月調査▲16)で前回6月から16ポイント上昇した。

【平成30年10月~12月の先行き見通し 景況DI】

《上段:当月調査分、中断:前回調査分、下段:H29.9月》

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~因島生産額・売上の総括 平成30年9月期~

 全業種DI(良い-悪い)は▲20(前回6月調査▲25、H29.9月調査▲29)で5ポイント上昇した。
 製造業では、船舶造修が▲20(前回6月調査▲20)、機械金属0(前回6月調査20)で、製造業DIは▲12(前回6月調査▲12、H29.9月調査▲31)で横ばいであった。
 非製造業では、建設業が▲40(前回6月調査▲20)、卸売業▲25(前回6月調査▲20)、小売業が▲33(前回6月調査▲33)、運輸・サービス業0(前回6月調査▲50)となり、非製造業DIは▲25(前回6月調査▲35、H29.9月調査▲28)で前月6月調査から10ポイント上昇してやや改善した。

【平成30年9月期 売上DI】

《上段:当月調査分、中断:前回調査分、下段:H29.9月》

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【平成30年10月~12月の先行き見通し】

 全業種DI(良い-悪い)は0(前回6月調査▲5、H29.9月調査▲20)で前回調査から見ると5ポイント上昇した。製造業では船舶造修20(前回6月調査0)、機械金属40(前回6月調査40)で製造業DIは18(前回6月調査0、H29.9月調査▲19)と上昇して改善してきているとの見方であった。
 非製造業では、建設業が▲20(前回6月調査▲60)、卸売業▲38(前回6月調査0)、小売業が0(前回6月調査▲33)、運輸・サービス業25(前回6月調査20)で非製造業DIは▲15(前回6月調査▲9、H29.9月調査▲20)と前回調査からは下降するとの見方であった。

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3.【在因島金融機関取扱い(残高)状況】

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4.【企業倒産状況】(負債総額1,000万円以上)

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5.【月間有効求人数・月間求職者数・求人倍率】

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6.【経営改善資金推薦状況】

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7.【因島商工会議所会員数】

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8.【今期のアンケート調査結果】

 有効求人倍率が1.63倍(2018年7月時点)と44年ぶりの高水準に達するなど、労働需給の逼迫から、賃上げの動向が注目されています。これに関連して、昨夏(2017年夏)と比較して、貴社の正社員における今夏(2018年夏)の一時金(賞与)の動向について質問した結果、「前年と同水準で支給した」との回答は多数であった。
回答件数 20件

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