所報INNOSHIMA 2018.6月号
平成30年6月
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会議所の動き
第24期第12回常議員会にて事業報告・決算を承認
5月24日(木)、15時から第24期第12回常議員会を開催しました。出席者は16名で、第1号議案「平成29年度因島商工会議所事業報告及び収支決算承認について」、第2号議案「平成29年度因島中小企業相談所収支決算承認について」、第3号議案「平成29年度その他特別会計収支決算承認について」ということで、各会計決算の説明が行われました。その後、兼田監事より監査報告をいただき、異議なく承認されました。
第1号議案~第3号議案につきましては、常議員会で承認された内容を持って6月22日開催の議員総会に上程され、議案審議が行われます。
因島アメニティ公園まつり
因島アメニティ公園まつり実行委員会主催による2018年のまつりが、5月3・4日の両日に開催されました。このまつりは、因島アメニティ公園・しまなみビーチの魅力を広く観光PRするとともに、地元特産品等の販売促進を図る事を目的として行われています。
当日は村上水軍陣太鼓をはじめ、魚のつかみ取り、青空市、小早体験、わた菓子づくり体験、キーホルダーづくり体験、フリースケート体験、オリジナル凧づくり体験などの多彩な内容で行われ、会場は子どもたちの明るい歓声に包まれました。例年好評の魚のつかみ取りは、2日間で延べ689人の子どもが体験しました。
第3回 村上海賊因島村上氏城跡巡りウォーキング
平成30年5月12日(土)10時より、第3回目となる村上海賊因島村上氏城跡巡りウォーキングを開催しました。市外からの参加者も含め合計25名が参加し、重井町の馬神城跡と青木城跡の合計4キロを、ガイド役の方から城の役割や現在の陸地が海であったことなど当時の歴史の話を聞きながら、2時間半かけて歩きました。
因島「わがまち魅力発信隊」マツダスタジアムで出店!
5月20日(日)、広島東洋カープVS東京ヤクルトスワローズ戦マツダスタジアムにて、因島「わがまち魅力発信隊」として出店しました。当日は、因島村上海賊焼きや村上海賊弁当、はっさくを使った大福やピールなどはっさくづくしのスイーツ、革製品、村上海賊やはっさくんグッズの販売と観光PRを行い、因島の魅力を発信することができました。
「因島村上海賊焼きスタンプラリー13店舗全店制覇」の
達成者が誕生しました
4月1日より始まりました「因島村上海賊焼きスタンプラリー」で、4月24日に「全13店舗制覇賞」の達成者第一号の方が誕生しました。
●達成された方のコメント
『出張中にこのようなイベントに参加でき、味と会話(コミュニケーション)を楽しませて頂いた事に感謝します。』
達成者の方は、お仕事で因島に滞在されている方で、スタンプラリーが始まる以前にもほとんどの店舗で「因島村上海賊焼き」を食べられており、今回のスタンプラリー参加で2周目をまわられたそうです。達成者第1号の方には、特典として賞状と名前入りオリジナルコテ、ふるさと商品券五千円を贈呈いたします。みなさんもスタンプラリーに参加して、ぜひ味とお店の方との会話を楽しんでください。
●特典:13店舗全店舗制覇を達成された方全員に、「賞状・名前入りオリジナルコテ」をプレゼント、さらに先着10名様には「因島ふるさと商品券五千円」もプレゼントします。
【因島村上海賊焼きスタンプラリー】
開催期間:2018年4月1日(日)~7月1日(日)
スタンプポイント:因島村上海賊焼き参加店舗13店(休業中の店舗は除く)
主 催:村上海賊因島振興協議会(因島商工会議所内)
しまなみ名物「海賊むすび」販売開始!
4月25日(水)から瀬戸内海で活躍した村上海賊をイメージして作られた、しまなみ海道の新ご当地グルメ「海賊むすび」の販売がスタートしました。
しまなみジャパンが考案した《海賊むすびの心得》を基本に、第一期加盟店募集に応募された11店舗の事業者がそれぞれの特色を活かしたバラエティ豊かな「海賊むすび」を誕生させました。 ぜひご賞味ください!
《海賊むすびの心得》
三角、三種、三方よし
・山型(神の形)にむすぶ〝三角〟
・縁起の良い「三」つの具材〝三種〟
・作り手、食べ手、地域も幸せに〝三方よし〟
【尾道市内で販売を開始するお店】
・しまなみロマン・ホテルいんのしま(写真右上)・なごみ処 八咲(同右下)・しまなみ海道大浜パーキングエリア上り線(同左上)・しまなみ海道大浜パーキングエリア下り線(同左下)・こめどこ食堂
会員インタビュー71
因島村上海賊焼きで盛り上げよう
お好み焼・鉄板焼 みかんの花
村田 正晴氏(70歳)
仕事内容について教えてください
平成19年9月にお好み焼・鉄板焼・みかんの花をオープンして11年目になります。広島風・関西風お好み焼、鉄板焼き、揚げ物など豊富なメニューを用意しており、お客様の注文を受けて鉄板で焼いていきます。島内にお好み焼店は20店舗ぐらいありますが、同じ材料を使っても店によって味が違い特色もあります。子どもから大人まで老若男女問わずご利用いただけるようにテーブル席と座敷があり、車椅子の方でも入れる広さに設計しております。各テーブルに鉄板が備え付けてありますので、熱々のままお召し上がりいただけます。
因島村上海賊焼きについて
日本遺産に「村上海賊」が認定されたことをきっかけに、島内のお好み焼き店13店舗と商工会議所が協力して「因島村上海賊焼き」を作りました。因島のお好み焼き「いんおこ」にタコをメインとした海産物を活かし、因島の特産グルメを目指した新しいお好み焼きです。決まりごとは①麺はうどん②具材にタコを含めて海鮮を2種類以上入れる③上の旗を立てることで、各店舗によってそれぞれが工夫を凝らし個性を出して焼いています。当店の海賊焼きは、刺身で食せる新鮮なタコ・エビ・ホタテを豪快にトッピングし、瀬戸内のレモンと大葉を添えてあっさりした味わいです。テレビや新聞などで宣伝され、島内のお客様はもちろん、観光客にも人気があり多くの人達が注文してくれています。現在はスマートフォンアプリを使った因島村上海賊焼きスタンプラリーを7月1日まで実施しています。スタンプを3個集めて「村上海賊グッズ賞」に応募するか、全13店舗制覇すると賞状と名前入りオリジナルコテがもらえますので、是非参加してみてください。
このお仕事で心掛けていることは?
お好み焼きを最初から最後までおいしい状態で食べてもらえるように努めています。例えば、キャベツの硬さや水分量に合わせて切り方や蒸し方や蒸し時間を変えたりして、安定した味が出せるようにしています。肉・魚介類などの材料は手間が掛かってもブロックで仕入れることで、より鮮度の良いものをお客様に提供することができます。忙しい時間帯でもスムーズに流れるよう、その前の準備が大切です。飲食店にとって最も気を付けなければいけないのは衛生管理なので、厨房も店内も常に清潔を心掛けています。
ご自身について教えて下さい
因島で生まれ育ち、広島の大学卒業後は近畿圏の建築会社に10年余り勤めて一級建築士の資格を取得し、地元に帰省して設計事務所を開設しました。25年後の60歳で飲食店を始めようと切り替え、妻が実家のお好み焼き屋で手伝っていた経験もあったので、お好み焼店を始めました。自ら店舗の設計をして、因島商工会議所主催の起業塾を受けて開業し、十年余りになりました。初めからうまくはいきませんでしたが、今では常連客も増えて息子2人と夫婦の家族4人の家族経営でがんばっています。
因島について…
因島は気候が温暖で、人も優しく、世話好きな人が多いと思います。冬でも滅多に積雪がなく、年中商売できる状態は恵まれています。京都の舞鶴へ住んでいたことがありますが、冬は仕事にならないほどの積雪がありました。ここ数年しまなみ海道が人気で、サイクリングや観光に来る人がとても増えました。皆さん空気がおいしいとか景色が綺麗などと言ってくださる人が多いので嬉しく思います。
今後の抱負は?
食べに来られたお客様が笑顔で帰れるよう、お好み焼をおいしく焼く技術はもちろん、接客もまだまだ未熟ですが、少しずつでも頑張っていこうと思っています。最近では写真を撮ってSNSに投稿するお客様も多く、若い世代のアイデアも取り入れたり、時代の要望に応えられるよう新メニューの開発や店内での合理化もこれから考えていかなければならないと思っています。
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