因島商工会議所 : 会員紹介 : 新松浦産業㈱

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新松浦産業㈱ 代表取締役
柏原 秀幸さん

No.64 2017年4月

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    変化を恐れず、 

   ものづくりの限界に挑戦します

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 仕事内容について教えてください

 鉄板や構造物の穴あけ・切削加工といった金属機械加工業で、従業員は外国人実習生を含め16名です。大正10年に曽祖父が因島中庄町に松浦鉄工所を設立し、昭和42年に因島鉄工業団地内に工場を移しました。昭和53年に新松浦産業株式会社に社名を変更し、昨年12月に兄と交代して代表取締役に就任しました。鉄工団地内にありながら造船関連製品ばかりではなく、熱交換機部品・橋梁部品・産業機械部品を主要製品としております。当社の特徴は、大型ワークの加工に対応すべく、8mもの大型機械加工が可能な新日本工機の五面加工機他、最新の工場機械設備のオートメーション化により生産効率を高め、短納期を可能にしています。

このお仕事で心掛けていることは?

 一方的に発注を受けて納品して終わりではなく、直接納品先に出向いてお客様のニーズに沿ってより良い提案をするように心掛けています。目先の利益にとらわれず、長い目で見てお客様との信頼関係をつくることが大事だと思います。また、できる限り大型機械設備を長時間稼動し、短納期に対応するために二交代勤務を行うこともあります。大型機械設備を所有するには、ある程度受注を確保できないと維持が難しいものですが、当社では、あえて1社の売上が年間通して20%を超えないようにしています。業種も、造船・橋梁・建機や設備などバランスよく分散させることでリスク回避を図っています。

大変なことはありますか?

 人材の確保が難しいことです。この産業を地域で一番働きたいと思われる職業にすることを任務とし、造船鉄工業のイメージアップを図るため、昨年初めて造船鉄工祭を開催するにあたり、実行委員長を務めさせていただきました。地域産業の活性化は一社だけでは成り立たず、多くの会社や関係者の方々にご協力いただき地域全体の活性化の一助になればと思い第2回開催の準備をしています。

ご自身について教えて下さい

 因島高校卒業後、福山大学で経済学部を専攻しました。将来会社を経営するには税金や会計の知識は必須だと思い、大学卒業後は期限を3年と決めて島内の税理士事務所に勤めました。法人会計の勉強をした後、当社の経理事務と現場の仕事を始め、20年が経ちました。代表者となって前社長が対応していたお客様の対応も増え、上手く時間管理をすることが大変です。平成18年にJCの理事長を務めた年も大変でしたが、当時知り合った各地域の仲間とのネットワークは今でも繋がっており、困った時は力を貸してくれる存在になっています。

因島について…

 過ごしやすい気候で自然に恵まれ、感性に溢れた有名人も多いのですが、残念ながら人口減が止まらないのが現状です。産業がないと人口を増やすのは難しいですが、全国の過疎地域と違って仕事はあります。島内には熟練した技術を持った会社がたくさんあり、職人気質を上手くプロデュースすればいいまちづくりができるのではないかと考えます。仕事と生活の調和「ワーク・ライフ・バランス」が取れた暮らしができることをアピールし、もっと人が集まる島にしたいです。

今後の抱負は?

 会社としては安定した受注の確保を保つこと。まちづくりとしては、因島の産業をもっとPRしてIターンUターンで人口増加を図りたいです。それに対して、企業としても一個人としても時間や費用を割くべきだと思っています。JC理事長時代のスローガン「Change Chance Challenge」は今でも自分の軸になっており、今後も変わることを恐れずに何事もチャンスと捉えてチャレンジしていきます。

■事業内容
金属機械加工業

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会員インタビュー   所報INNOSHIMA   2017年4月号