因島商工会議所 : 会員紹介 : 村田電器

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村田電器  村田 雅紀さん

No.52 2015年2月

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安心感のあるアフターフォローを

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仕事内容について教えてください

 パナソニックショップとして家電販売・修理・電気工事をしています。当店では製品提案から販売・アフターフォローを一貫して行います。父が昭和46年から旧因島市役所の隣に店を構えていましたが、10年程前に元々倉庫だった今の場所に店を移転しました。20歳から本格的に店の仕事を手伝い始め、平成24年に代表者を変更して3年目になります。

このお仕事で心掛けていることは?

 エアコン取り付けの際の電気配線や電気容量・コンセント増設等、スピーディーに対応します。
 家電製品は節電や省エネ、安全対策の為に新しいものほど壊れる箇所が多くなり、寿命は昔に比べて短くなっています。長い目で見れば新しい製品に買い替えたほうが節電・省エネで地球にも優しいですが、思い入れのあるものだとなかなか捨てられないという方もいらっしゃると思います。それぞれのお客様に合った修理や提案をするように心掛けています。

大変なことはありますか?

 以前はお客様が蛍光灯や電池を店頭に買いに来られていましたが、電池等の消耗品はコンビニでも買える時代になりました。店頭接客よりも、自分が外に出てお客様の困っていることを聞いたり、調子の悪くなった家電製品の買い換えの提案をさせてもらったりすることの方が多いです。今はまだ両親が仕事できますが、自分一人ではカバーしきれないところもあり、全てが大変です。

ご自身について教えて下さい

 因島の土生で生まれ育ち、小さい時から店の手伝いをしていました。父の運転する軽トラックに乗って一緒に道具を運んだり、エアコンの取り付け補助などは小学生からしています。他の職業に就く事は考えていませんでしたし、電気回路等を学ぶ理科の授業が大好きでした。
 高校卒業後は滋賀県にあるパナソニックショップの後継者を育成する松下幸之助商学院で1年間勉強しました。全寮制で、早朝ラジオ体操後のマラソンから始まって夕方まで授業があり、休日以外の日は外出は一切できない厳しい学校でしたが、商売の現場ですぐに役立つ経営力や技術が身に付いたと思います。因島に帰省後、他の職場での経験も必要と思い、配管会社へ2年務めた後店に戻り早いもので20年が経ちました。

趣味など

 昔はバレーボールをしていましたが、今はスポーツを全くしていません。チーム競技は、なかなか人を集めるのも難しくなってきました。子供は剣道をしています。自分が経験したスポーツならアドバイスもできるのですが、全然経験がないものなので応援するだけですね。一時期バドミントンやスキーもしていましたが、凝り性の飽き性で、道具ばかりが溜まってしまいます。

因島について・・

 日立造船が最盛期の頃は若い人も多く、テレビやステレオが飛ぶように売れていたとよく聞きます。しかしピーク時に比べると、人口は半減して若者も少なくなり寂しくなりました。橋が架かり、今は大型店で商品を見て自分で選ぶ時代になっています。売りっぱなしではなく、販売後もずっとお世話させていただくことが〝街のでんきや〟の務めだと思います。

今後の抱負は?

 今年は厄年なので、身体にだけは気をつけないといけませんね。今まで大きい病気をしたことがありませんが、身体が資本なので自分が動けなくなると大変です。今後もいろんな人に接してコミュニケーションをとり、地域のお客様が快適に暮らせていけるお手伝いをしていきたいです。

■事業内容
家電販売・修理・電気工事業

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会員インタビュー   所報INNOSHIMA   2015年2月号