因島商工会議所 : 会員紹介 : 熊八屋

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まごころ込めて育てています
---誰かに伝えたくなる美味しさ!---

熊八屋

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村上さん.jpg 熊八屋は父の代からマスクメロンの栽培を始め、今年で29年になります。当初は網目がうまくできなかったり病気になったりと、3~4年は試行錯誤が続きましたが、今では毎年10月に3,300玉程収穫ができるようになりました。
 熊八屋のマスクメロンは、1本の株から1玉しか作っていません。栄養が一つの実に凝縮されるので完成度の高いマスクメロンに仕上がります。収穫時期がハウス毎に5段階で1週間ずつずれるように栽培しており、家族3人でも無理なく作業ができて、より多くの方に旬の味わいを楽しんでいただけるよう頑張っています。まごころ込めて育てた熊八屋のマスクメロンを是非食べてみてください!今年の8月は天気のいい日が多かったのでとても美味しい出来になると思います(9月現在)。熊八屋のマスクメロンは毎年10月限定で販売しており、販売業者への卸は行っておりませんので、ホームページ又はお電話にてご注文をお願い致します。
  熊八屋ホームページ:http://kuma8ya.biz/
  マスクメロンご注文☎090-7549-3949
 数年前までは、尾道市の給食に使われる食材は尾道産の地産地消率が10%程で、生産地も公開されていませんでした。安全面に不安を持った保護者の方と一緒に、市へ生産地の公開を求めて請願書を提出し、今では公開されるようになっています。給食の安心と食育に関して農家としてできることは地産地消率を上げることだと思い、熊八屋や地域の農家さんが育てた野菜のリストを持って学校給食に使ってもらえないか直接営業に行きました。少しずつ使ってもらえる品目が増え、今ではマスクメロンを給食に出してくださる学校もあります。学校側も野菜を農家から直接購入する方が安心・安全で安いということで、喜んでいただいています。

メロンの成長

メロン花2.jpg
ひとつひとつ丁寧に手作業で受粉させます。
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受粉できると、実が大きくなっていきます。
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実にひび割れができ、これが網目になっていきます。
メロン完成まじか2.jpg
たくさん網目ができました。もうすぐ収穫です。

小学校でマスクメロンについて授業を行っています!

 毎年瀬戸田小学校で子供たちにマスクメロンの栽培について授業を行っています。4時間目に授業をし、その日の給食にメロンが出ると、子供たちの感動がすごく伝わってきます。将来的には、高校生向けに農家の魅力について紹介することで、就職先に農業を選ぶ生徒が増えればいいなと思っています。

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会員さんNEWS   所報INNOSHIMA   平成29年10月号