因島商工会議所 : 会員紹介 : 海田珠算教室

　海田珠算教室は、今年３月に尾道商工会議所で開催された「第34回尾道地区珠算競技大会」において、６部門中３部門で優勝しました。２００６年に旧因島市と尾道市が合併してから毎年大会に出場し、各部門１０教室程が競技に参加している中での快挙になります。

　三庄町で開校して今年で３７年目になり、現在は２５名の生徒が通っています。小学生は週3日、中学生は部活動が終わった時間に週２日の教室でしたが、他の習い事をしているため週３回通うのは難しくなってきたと保護者からの相談が多くなったので、全保護者にアンケートを取り、小学生にも要望の多かった２日制を昨年夏より導入しました。２日制は３日分の時間を２日で消化します。このように、何かあればその都度保護者や生徒たちにアンケートを取り、一緒にルールを決めているので生徒たちはほとんど休まず教室に通っています。１ヶ月休まず来たら皆勤賞シールを１枚もらい、６枚集めると文具類のプレゼントがもらえるという制度や、現在までに３０名以上の１級合格者が対象となっている特待生制度を取り入れています。平成８年より開始した、「珠算１級合格者」は月謝が無料になるという特待生制度が、平成２５年１０月から「珠算・暗算どちらも１級合格者」が対象となり難易度が上がりました。他の生徒のお手本にもなり、やる気を育てています。
　海田先生は、そろばんボランティアに参加されています。全国珠算教育連盟と日本珠算連盟で、県内約２４０校へ要請があれば、先生の代わりにそろばんの授業をするボランティアで、小学３年生対象で４時間程度の授業を行います。昨年度、因島では２校から要請があり授業を行いました。今年度も要請があれば授業を行う予定です。