吉田モータース
(自動車整備業)吉田 和男さん
No.6 2007年2月号
~信頼を売る店づくり~
仕事内容について教えてください
陸運局認証工場として、自動車の整備・販売をしています。小さなお店ですが、お客さんとの対話を大事にして、自動車の点検整備などをやっています。
ご自身について教えて下さい
因島高校を卒業して自動車整備の専門学校へ1年間行き、修業も兼ねて広島市内にあるトヨタディーラーに7年間勤めました。メカニックとフロント仕事をし、転勤などしていろいろな仲間やたくさんのお客さんとの出会いを経験し、平成7年2月に因島へ帰って来てちょうど12年になります。もともと自動車屋を父親がやっていて、自分も自動車が好きだったので、家の仕事を継ぐことは小さいころからの夢でした。
このお仕事の魅力とはどんなところですか?
ディーラーで働いていた時は、不特定多数のお客さんがたくさんいて時間も少なく、どうしても流れ作業的になり、お客さんの気持ちもわからないまま車の整備をするようになっていました。そのころに比べて今は、ゆっくりとお客さんと対話しながら仕事ができるので、お客さんとのつながりが密で友人のような関係ができています。このことは、因島に帰ってきて店を経営していて1番の魅力だなと思います。
大変なことはありますか?
仕事以外の部分でいろんな役がまわってくることですね。実際に受けることは楽なことではないですし責任も伴いますので、つらいと思いますが、嫌なことでも一生懸命やったら楽しくなるんですよ。だから時間の都合がつく限り頼まれたらやってみようと思っています。まあ一番の楽しみは何かをやった後にみんなで一緒に話しながらお酒を飲むことなんですけどね。
趣味など・・
昔はスキーやドライブをしていましたが、子供が生まれてからはそんなに行ってないですね。今はPTAの体力サークルでビーチバレーを月に2回ほどやっています。いろんなことをやりたかったのもあり、小学校では柔道と野球、中学校では野球、高校ではサッカー、専門学校ではバレーボールをやっていました。とにかくみんなで集まってわいわいするのが好きなんです。
因島について
生まれ故郷。いいところです。環境的に、山も海もあって気候も穏やかですし、地域の人の情の深い所だと思っています。橋が繋がって便利にもなり格安の車検などある中で、うちみたいな小さな自動車屋がやっていっていけるのは、人と人との付き合いの深いことにあると思っています。
今後の目標とは?
信頼される人間になること。仕事に責任を持ってお客さんの信頼を大事にしていきたいと思います。人とのつながりを表面的な関係ではなく、深く広げていきたいですね。それと因島を出てがんばっている人達が帰って来た時に、やっぱり因島はいいな、いつか因島に帰って来たいと思われるような場所をつくるサポートをしていきたいです。
最後にお友達を紹介して頂けますか?
後輩にあたる小林司法書士事務所の小林徹伸さんを紹介します。開業してから3年の経験は浅い司法書士ですが、お客さんを大事にする人情味溢れる司法書士さんです。
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会員インタビュー 所報INNOSHIMA