因島商工会議所 : 会員紹介 : 土生商船

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しまなみ海運(株) (代表取締役)
土生商船(株) (取締役業務部長)
柳田 耕助さん

No.34 2011年10月号

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~屋形船『菜(な)月(づき)』をご利用下さい~

仕事内容について教えてください

 土生商船(株)・しまなみ海運(株)は、三原~因島~生名・竹原~大崎上島~大崎下島を結ぶ最短航路の高速船とフェリーの定期便を運航しています。その内、しまなみ海運(株)としては、竹原~大崎上島~大崎下島の航路と、因島においては観光屋形船『菜月』を運営しています。所有船が7隻あり、工務・労務・業務と全般に渡って管理しています。

このお仕事で心掛けていることは?

yanagidasan.jpg 平成14年から運航している屋形船『菜月』も来年で10周年。忘年会、新年会はもちろん、歓送迎会、法事などでもご利用していただけます。料理もあつあつの天ぷらをお出ししたり、定番ではなく季節ごとの料理を提供していきたいと心掛けています。島嶼部の花火大会シーズンはひっぱりだこですが、1回乗ってもらったお客さんにもう一度乗りたいと思える、リピーターの出せる屋形船として因島の観光の目玉になるようにしていきたいです。


大変なことはありますか?

 昔は船を運航すればたくさんお客さんが乗ってくれて安定していましたが、最近は社会情勢も変わり、橋が架かりETCが普及され、船を利用する人も減ってきました。航路に合った運賃の設定、燃費のいいダイヤ・便数の検討など、コストとの増減を分析して常に先を見据えて経営していかなければいけません。

ご自身について教えて下さい

 出身は因島ですが、中学校の頃からフェンシングを習い、高校はフェンシングのできる福山の高校へ行きました。高校の時のフェンシングの先生に影響を受け、自分もこんな教師になりたいと思い、大阪の大学で教職の勉強をしました。中学・高校の社会の教員免許を取得しましたが、教員試験はなかなか簡単なものではなく、大阪で半年IT関係の会社に勤めていました。そんな中、教員実習で帰ってきている頃から土生商船(株)の社長に声をかけていただき、船の知識も全くなかったのですが因島に帰ることを決めました。

趣味など・・

 フェンシングは今では全然やっていないです。毎日はやらないですが今は料理が趣味になっています。屋形船で料理する機会もあったことから、最近独学で調理師免許を取得しました。仕事が早く終わった日は、家では娘に料理教室をしています。子どもも料理に興味をもってくれて、子どもと料理をするのが楽しい趣味になっています。

因島について

 因島に帰ってから4、5年は、都会の方が活気があるし、緊張感を持った仕事ができたりと、気持ちを抑える部分がありましたが、その間に因島の人にいろんなところで助けてもらったり声かけていただいたりして横のつながりがあって、最近は因島に帰って来てよかったんじゃないかなと感じています。自分も因島で頼ってもらえる人間になりたいなと思います。

今後の目標とは?

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 (社)因島青年会議所に入り4年目、仕事と青年会議所の活動と家族サービスをバランスよく両立していきたいです。仕事では屋形船に力を入れていきたいです。日々の仕事におわれて今までは経営の営である業務の方に力を入れてきましたが、これからは経営者として会社の分析、会社の方針などを考える柱として自分の仕事の重点をシフトしていきたいです。


最後にお友達を紹介して頂けますか?

野方接骨院の中尾友哉さんを紹介します。土生商船(株)で管理している賃貸マンションに入居していただいて親しくなりました。ぜひ(社)因島青年会議所のメンバーに入っていただきたいたいです。

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