因島商工会議所 : 会員紹介 : 松浦登記測量事務所

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松浦登記測量事務所
(土地家屋調査士)松浦 康之さん

No.8 2007年6月号

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~悩まずお気軽に相談を!~

仕事内容について教えてください

 土地家屋調査士として、不動産登記と測量業を主にしています。登記といっても、司法書士さんがする「権利の登記」と違い、不動産の表題部にかかる「表示の登記」を申請することを業としています。「表示の登記」とは権利の対象である不動産(土地・建物)の物理的状況(所在、地番、地目、地積、床面積等)を公示する登記であり、権利に関する登記の前提となるものです。具体的業務としては、建物の場合、新築、増築、取壊し等があった場合に不動産の登記簿を新しく作ったり、変更したりします。土地の場合、埋め立て等で土地が新しく生じたり、土地の筆数を増やしたり(分筆)、まとめたり(合筆)する場合に登記簿内容に変更を加えます。

このお仕事の魅力とはどんなところですか?

 土地家屋調査士は、「国民にとって大きな財産である不動産に係る権利の明確化を期し、信頼に応える」という大事な使命を担っています。表示登記という専門分野を通じてたくさんのお客様と出会い、たくさんの不動産の権利保全に関われる事に大きな責任と魅力を感じます。

ご自身について教えて下さい

 父がこの仕事をしていたこともあり、大学生の頃から興味を持っていました。卒業後は東京で不動産販売会社に就職し、よりいっそう不動産を扱う場面での土地家屋調査士の必要性を感じ、専門学校に通い資格を取得しました。その後は大阪の土地家屋調査士事務所にて修業させていただき、平成12年秋より地元因島にて開業しています。

大変なことはありますか?

 特に昨今では土地の境界に対する国民の権利意識が高まっておりますので、法務局・市役所等での事前調査をしっかり行ない、将来の紛争を防ぐためのデータ管理を重要視しています。また不動産の登記に関する法律も大改正が行われており、専門分野の知識と技術の向上が不可欠で日々是勉強という感じで大変です。

趣味など・・

 太りやすい体質なので、たまにジョギングやサイクリングをしています。年に何度か今治までサイクリングに行きます。この時期の海風は最高ですよ。昨年は趣味が高じてマラソン大会や自転車に関するレースにも何度か参加しました。今年も頑張ってみようと思っています。夏には友人と海に素潜りに行ったりします。因島の海岸ではじめてサザエを見たときは感動しました。

因島について

 学生・社会人のときに、東京・大阪といういわゆる都会で暮らしてきたので、その頃は田舎には帰らないと思っていましたが、住んでみると特に不自由することもないし、自然に囲まれた良い所だとつくづく思います。造船の島復活といわれ、ここ何年かの間に宅地化も進んできて、徐々に景気回復を感じています。因島の人々は人情に溢れ温かい人が多く、世代を超えた人付き合いが出来、今ではどっぷり因島にはまっています。

今後の目標とは?

 専門分野の技術習得と知識の向上を図り、気軽に相談出来る資格者になれるよう努力していきたいと思います。又、お客様の相談が専門外の内容であることも多々ありますので、専門外のことでも出来る限りその場で対応できるように隣接法律専門家とのネットワークを大切にし、自分自身も幅広く勉強していきたいと考えています。

最後にお友達を紹介して頂けますか?

桒原石材の桒原淳さんを紹介します。同級生の中で、リーダー的存在の彼にエールをおくります!!

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※現在は閉店しております。



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