因島商工会議所 : 会員紹介 : 松浦電機

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松浦電機 (代表者)松浦 晴一朗さん

No.20 2009年6月号

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~人とのつながりを大切に~

仕事内容について教えてください

 電気屋と新聞の販売を営んでいます。電気屋は、家電の販売・修理です。新聞販売所は、中国新聞・朝日新聞・産経新聞の三社の合配をしております。中庄・外浦・鏡浦の1050件ほどのお客様の元へ配達しております。

このお仕事の魅力とはどんなところですか?

 電気の方は、お客様のお宅を訪問して、取り付け作業をしているので、いろんなお話をしたり、お客様と接することが楽しいですね。
 新聞の方は、早起きなので健康的な生活が出来ます。朝は、2時半くらいに起きて仕事を始めます。バイクで配るのですが、バイクを停めて走ってポストまで行くので、冬でも汗をかいていい運動にもなります。昔、陸上をしていたので、走ることも苦になりませんね。体重も依然と比べても、ほぼ一緒ですよ。

ご自身について教えて下さい

 私の父は警察官だったのですが、転職し、勉強して松浦電機を立ち上げました。父は、私が18歳の時になくなり、その頃から経営者として頑張ってきました。もちろん当時若かったので、親戚のおじたちに助けてもらいながら、今まで営んできています。

大変なことはありますか??

 新聞の方では、昔は雨の日は新聞が濡れるので大変でしたね。あとは、橋がかかっていない時代、新聞はフェリーで送られてきて重井の桟橋に取りに行くのですが、霧の日にはそのフェリーが動かなくて大変でした。あとは、最近では、若者の活字離れが問題となっていて、新聞を読まなくなっていってますね。中庄で若い夫婦はいますがほとんど新聞は取らなくなっていることですね。
 電気の方では、橋が架かる以前、因島にはたくさんの電気屋さんがありました。橋がかかって量販店が進出してきましたので、当時35~6件あった電気屋さんですが、島内の電気屋さんは半数ほどまで減りました。量販店が進出してくるまでは、中庄地区だけでも4件の電気屋さんがありました。因島の中でも土生はとても多かったですが、減少の原因は、やはり量販店の進出が大きいです。
 大変大変と言っても仕方ないので、自分なりに考えてYAMADA電機のFC店(フレンド・チェーン)に入ることになりました。FCに加盟することで、YAMADA電機で販売している商品と同じ価格で松浦電機としてお客様に販売出来るようになりました。毎月YAMADA電機と提携したチラシを作成して新聞チラシで配ります。中庄主体で配布していて、他の地域のお客様には手配りしています。以前は東芝の商品だけを販売していましたが、FC店に加盟するとによって、いろんなメーカーの商品を販売することができるようになりましたし、やはりこの8か月で反響がありいい結果となってきています。

趣味など・・

 ゴルフをしますね、楽しいですよ。年間50回くらいします。あと現在は休憩していますが、若い時は詩吟をしていました。中国からやってきた漢詩を七言絶句で表わして詩をうたいます。詩(うた)を吟(うた)うと書いて『詩吟(しぎん)』といいます。昔、因島の詩吟人口は多かったですよ。あとは、菜園作りですね。現在は夏野菜を育てています。作ることはすごく楽しいですよ。太陽を浴びた野菜はとてもおいしいです。

因島について

 尾道市と合併して、いろんな面で便利が悪くなってきました。もちろん因島は尾道市ですが、因島独自で元気になるようにしていきたいです。私は中庄で、中庄観光促進協議会の役員をしています。桜の花見時期にぼんぼりを付けるなどして中庄に元気が出るようにしています。それが因島の活性化につながるといいですね。因島のイベントを減らさないようにしていきたいです。

今後の目標とは?

 離れて行ったお客様に戻ってきていただけるようにFC店で頑張って行こうと思います。あとは後継者問題ですね。一年半ほど前から息子が店を手伝ってくれていますし、後継者を育てて行きたいとおもっています。

最後にお友達を紹介して頂けますか?

 会議所経営塾卒業生のパティスリー・プチフールの原山恵美さんを紹介致します。

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