因島商工会議所 : 会頭のご挨拶

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会頭のご挨拶

基本方針

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因島商工会議所
会頭 村上祐司

  国際情勢としては、アメリカ第一主義を唱えたトランプ氏が大統領に就任し、過激的な政策を実施しており、新しいタイプのリーダーを求める幕開けの様な気がします。
トランプ大統領は公約した政策を強気で進めています。わが国はアメリカとの貿易は不可欠ですが、アメリカから雇用の拡大・貿易不均衡等迫られ相応の負担を求めてくるような気がしますが、今後の推移を見守り落ち着いた対応をして行くべきです。中国においては南シナ海進出が一向に治まらず依然と続いており、わが国の尖閣諸島問題は一方的な主張により日に日に緊張状態が高まっていますが、粘り強く対応して行くしかありません。又北朝鮮の核開発問題は国連安保理決議の採択にもかかわらず進んでおり、脅威が増していますが国連を通じて国際社会とともに対応して行かざるを得ません。核開発と金正男氏殺害事件の陰に隠れて拉致問題が忘れられがちになっていますが拉致家族の高齢化を考えると早急に解決すべき問題です。
 国内情勢としてはアメリカのTPP離脱により発効のめどが立たず苦慮していますが、もう一方の貿易協定であるRCEP(東アジア地域包括的経済連携)については中国の主導であり、どちらかと言えばTPPの方が望ましく岐路に立たされた状況といえます。又マイナス金利等デフレ脱却を目指すが思うように進展せず、時期を待つことも必要と思います。
 当因島地区は少子高齢化、若者・消費の島外流出は依然として続いており、歯止めは難しい状況です。
 商業面では大型店の影響や後継者難等から商業者の減少が続き、商店街の人通りもかなり減少しています。対策として2021年には岩城橋が完成し生名―長崎間の往来が大幅に増加予測されますので、長崎港周辺整備が急務な問題として浮上、土生商店街としての受入体制も併せて検討して行きます。
 又2020年東京オリンピックでは約4000万人の外国人観光客を見込んでいますが、尾道―今治間のしまなみ海道を中心としたインバウント対策として、広域観光ルートの整備等による観光客・サイクリストの当地区への来場者増を目指します。
 工業面としては修繕船部門ではバラスト水処理装置の取付工事があり既存工事と併せると仕事は確保できる見込みです。新造船については2019年問題もあり先行き不透明な状況ですが、当地区は造船が基幹産業であり、造船技術を指導している因島技術センターへの支援を始め、あらゆる面で積極的に支援して行きます。又現在は労働力不足を外国人で対応していますが、島内・外の若者が地元企業に定着する様な仕組み・環境整備を検討し地方創生に繋げて行きます。新しい産業づくりには時間はかかりますが、バランスの取れた産業を目指し住みよいまちづくりを目指し、企業を育て地域を伸ばす商工会議所として本年も果敢に取り組んで行きます。